『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』第二十一話「粛正の街は涙に濡れて…(前編)」
パンドラの最奥部に位置する研究機関から、シュレーダー博士が契約者によって連れ去られた。
その頃、アメリカ大使館を狙った爆弾テロが連続していた。大事に至る前に犯人の契約者を取り押さえた外事四課。しかしノーベンバー11からイブニング・プリム・ローズとアメリカ大使館の関連を示唆された未咲は警戒を強める。
そして黒は、大使館に潜入するが……。
大黒斑が終わるまで、あと三日、と言うカウントダウンが明確に設定されたと共に、ついにラストに向かってストーリーは転がりだした。
ゲートの謎を解明したと言うシュレーダー博士を巡って、外事四課、パンドラ、イブニング・プリム・ローズ。そして組織の三者三様ならぬ四者四様の思惑が交錯する。
今回は前編と言う事でそのゲストとなる「濃い契約者達」が登場した。
それがあのウェイ・チージュンと、その恋人(?)であるブリタである。
もう、ウェイの前回通りの慇懃無礼さと残忍さ、そして妙に女扱いが手馴れているところなんかもうまさにそのまんまで安心したと言うか何と言うか(苦笑)。
あまり敵、と言うか明確なライバルが存在しない『ダーカー』だけに、こういう相手は実に貴重。
さらにウェイの相棒となるブレタは、いきなりすっぽんぽん(ヲイ)で登場と言う衝撃的なデビュー! その能力は「キスした相手と自分を生身の肉体だけテレポートさせる」でしょうか。
誰も彼も、服だけ残して消える、その衝撃的なビジュアルに脱帽。
シュレーダー博士も、ウェイも、ブレタ本人も、そしてあのノーベンバー11すら全裸で転送されたかと思うと……。きっとアンバーは、もうウキウキ顔で黒が転送される日を待っているんだと思う(ぇ)。
アンバーに接触しようとするノーベンバー11。しかも予告では、スーツが黒く……! おそらく、アンバーと接触する事で、流星の欠片の奪取と裏切りの代償を払わせようとする腹積もりか。
パンドラと公安は、どうやらつながっているらしい。アメリカ大使館にパンドラの武装隊が入ってきたのもその証拠か。以前から、CIAは目に余るなんて言われていたので、その牽制か、それともアメリカを一気に潰そうとでも考えているのか。
しかも、アメリカは裏でイブニング・プリム・ローズとつながっている(?)ようなので、実は日本政府がパンドラと組んで国際社会でのイニシアチブを握ろうとしているのかもしれない。
と言うか、もしや黒達の「組織」ってパンドラの事だったのか……?
そして猫が、以前よりも契約の対価でさらに幼くなったアンバーに見つかってしまったところで次回に続く!
今回のMVPは、あんパンを実に男前に喰らう未咲wwww
って、後番組は『灼眼のシャナ』か……!