清家未森『身代わり伯爵の結婚』
- 作者: 清家未森,ねぎしきょうこ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: 文庫
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「身代わり伯爵」シリーズ第二弾。
今回も身代わり伯爵となったミレーユが暴れまわります。
以下感想。
今回彼女が巻き込まれる身代わり騒動は、何と結婚話。年齢と彼氏いない歴がイコールの彼女の相手は、隣国の女公爵シルフレイア。しかも趣味はオカルトで、特技は呪詛返し!
そんな凄まじい彼女との結婚話は、当然のように陰謀がつきまとい……。
結婚=男女が二人でお付き合い。と言う事で、むしろメインはミレーユとリヒャルトとの関係が進展した事でしょう。
天然カッポーな二人なので、ミレーユが作った殺人兵器級の味のパンを「一生作ってくれ」だのリヒャルトが言ったり、ミレーユはミレーユで誤解を招いたりと、はっきり言ってあらすじの結婚話だのどこ吹く風。
そして同時に、ミレーユが男だと通していたせいで、周囲にあらぬ誤解が撒き散らされる、混沌領域にストーリーは突入しました。
今回もツンデレ姫のセシリア大活躍!
彼女の意外なプロフィールも公開され、色々彼女のツンデレっぷりに磨きがかかってきましたね(ヲイ)!