『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』第十五話「裏切りの記憶は、琥珀色の微笑み…(前編)」

 MI6のエイプリルがアンバーと少年を発見するも、乗り込んだタクシーごと爆破されて瀕死の重傷を負う。時をおかず、東京に潜んでいた各国の諜報機関のオフィスが次々と爆破されていく。
 時を同じくし、五年前、南米のゲート消失と何らかの関連があると思われる大黒班が太陽に発生する。
 あらゆる組織を手玉にとる少女、アンバーを中心に、終わりの始まりが始まっていく……。



 オギャーッ! 黒がいっぱいいるー!? 
 以上、とりあえず新OPの感想でした(笑)。
 始まった直後、どこの『頭文字D』のかと思ったのはここだけの内緒。
 新EDも、前EDと対照的に光と幼い黒と白の兄妹が遊ぶと言う、健全な動の魅力に満ちててよかったですね。



 折り返しに突入した『ダーカー』は、アンバー達の登場と共にスタート。
「組織」、MI6、CIAと、あらゆる組織を渡り歩いていくアンバー。ともすれば女神みたいに世間と隔絶したようなキャラクターになるところを、ビニール傘を買う、それで水を防いだりと、決してそうではないキャラクターになっている、と言うのが第一印象。
 しかし、あらゆる組織に入り込み、裏切ると、やっている行為はまさに常識外れ。パンドラ職員の話が正しければ、現在はCIA所属?
 演じる川上とも子さんの演技と相まって、その所業はまさに小悪魔。
 彼女のせいで、黒もノーベンバー11も怒りもあらわに暴走中。
 マキなどの契約者と共に、「組織」の流星の欠片を手に入れ、その狙いは東京地獄門消失か?



 黒とアンバーとの因縁も、段々と明らかになってきた。
 南米の天国門消失の際、「組織」の任務で黒とアンバーはコンビ。しかも「白を連れて逃げようか」なんて冗談が通じる間柄だったらしい。
 それが後に、裏切りと白の行方不明に関わってくるようです。


 
 銀と接触したアンバー。あらゆるキャラクターの先手を打って行動する、アンバーの目的は?! と、こちらも翻弄されっぱなしです。