第一夜「仮面が踊る街」

「影の首都」とも言われる大伴市。そこで噂される都市伝説「骸骨男」を取材し、ひと山当てるため故郷の大伴市に帰ってきたルポライター御子神隼人。
 そこで彼は、髑髏の仮面の男に遭遇する。



 関西でようやく放送が始まった『スカルマン』。実質、三ヶ月以上遅れてるんだよなぁ。いや、放送されただけよかったと思おう。



 今回は昭和の流れを汲みながらも違う歴史を歩いた日本と、それを象徴する大伴市。そしてそこで動くキャラクター達のほんの紹介編と言ったところ。



 記事にするにも「ヤバイ」街であり、まるで外国に行くような厳しい検問が待つ大伴市。元々あった村をダムの底に沈め、大伴コンツェルン企業城下町として発展したそこは、越境は銃殺と言う運命すら待つ。
 さらに、午前零時以降は外出禁止など、独自のルールを持つもう一つの日本だった。



 そんな大伴市に現れる謎の骸骨の仮面の男。異形の生命体と、それに追い立てられる、やはり人間離れした男達。
 立木、霧子、麗奈といった一癖も二癖もありそうなキャラクター達。
 何はともあれ、放送してくれる事はとても喜ばしい事。この魅力的な作品を、最後まで追いかけていきたい。