岩佐まもる『コードギアス 反逆のルルーシュ 朱の軌跡』(『ザ・スニーカー』八月号)

 本作のノベライズも手がける岩佐まもる氏により、『ザ・スニ』誌上で連載がスタート!
 時間軸を作品スタート前に置き、主人公はカレンに据えたストーリーになっています。



 stage 1でカレン達のレジスタンスチームが毒ガスと間違えてC.C.の入ったカプセルを奪取して逃亡した、あの前哨となるストーリー。
 日本人とブリタニア人とのハーフであると言う、自らの血と、その出自で悩むカレンの感情が本編以上に描写されています。レジスタンスとしての顔。学生としての顔。カレンの二面性は文字にするととても魅力的で、カレン好きにはたまらない事になっています。



 また、stage 1で死亡したレジスタンスのメンバーが実はブリタニア人の血を引いていたりと、各キャラクター、特にカレンが所属しているレジスタンスメンバー達の設定も明かされています。



 しかし、小説でも玉城はウザい……ッ! もはやこれはある種の才能でしょう。アニメでも漫画でも小説でも、玉城はそういうキャラクターなんですね。