『仮面ライダー電王』第21話「ケンカのリュウ儀」

 桜井侑斗が愛理の婚約者と聞き、ひそかにヤキモチをやいていたリュウタロス。「男の強さに女は惚れる」とキンタロスに吹き込まれたリュウタロスは、愛理に好きになってもらうため侑斗に戦いを吹っかける。



 嫉妬リュウタロス、出陣! 嫉妬の中に修行アリと言う事で、リュウタロスが暴走し侑斗に戦いを挑みます。
 前回同じクラゲモチーフのジェリーイマジンがやられたせいか、ラゲクの教えが作品を超えて参上!?
 ちなみに、動物を模した拳法、所謂「象形拳」は虫・動物の区別を問わず多岐に渡ります。「虫は獣じゃないだろう」なんて言い訳は、人類が陰険に築き上げてきた対人戦闘の歴史の前では通じませんよ(誰に言ってる)?



 閑話休題



 とにかく、ようやくこのエピソードが来た! と言うのが自分の中での感想。
 愛理の婚約者って聞いたら、すぐにでも飛びかっていくだろうと思っていたら、前回では大人しくしていたのでむしろそちらに違和感を持っていたのですが……。そうか、ヤキモチか(笑)。
 幼児絵でゼロノスをやっつけていたり、婚約者と言う言葉の意味をこれまで上手く咀嚼できてなかったんですね。
 そんなわけで、他のタロウズを質問攻めにして(モモタロスだけ呼び捨てなところが笑える)、リュウタロスダンサーズで侑斗を完全包囲し、変身もしていない相手に対して連続発砲!
 電王四フォームの中で最強を誇るガンフォーム相手に、戦えているゼロノス。マシンデンバードとマシンゼロホーンホーンのバイク対決にまでもつれ込み、次回へ続く。



 第21話にして初のライダーバトルと相成った今回。
 しかし戦闘の動機は侑斗への嫉妬であったり、愛理への純粋な思いなわけで。個人的に、「年上のお姉さんに好かれたい男の子」ってのは大好きなんで、大いに応援したいです。
 愛理にリュウタロスが抱きついたところで、とりあえずキュンと来た(ぇー)。
 侑斗の「冷たいよな」にもひそかにキましたが。あの傷ついているけどそれを表に出すまいとしてるのに声には出てしまう、ってのは好きです。
 何が言いたいのかと言うと、愛理さん悪い女(笑)?



 今回のイマジンは『ウサギとカメ』がモチーフのため、カメとウサギの二種類のイマジンが登場。ギガンデスで二種類登場する際の理屈が提示されたようで面白かった。
 イマジンに関しては今回も面白かった。
 特にデネブは、今回も立派にオカンやってました。ガワの上に着ぐるみと言う二重構成にはやられました。



 次回はゼロライナーバトルモード登場! マジでナギナタ、飛んだー!?