『獣拳戦隊ゲキレンジャー』修行その17「ゴロゴロ!師弟愛」

 修行に励むゲキレンジャー三人。しかしジャンだけ師匠に教えてもらえず、ランとレツを羨ましがる。そんな中、ラゲクに対抗する力を身につけるべく、新たな拳聖の下へと向かう。



 シャッキーン! 第四の拳聖シャッキー・チェン登場! 声優さんは石丸博也氏! こんな「ど」ストレートにやっちゃうのが『ゲキレン』の魅力www
 登場シーンも『ジョーズ』だったし(笑)。アクションもペラペラの双剣と実に王道。三人の生身のアクションも増えていて、三人の気合も入ってます。
 シャーフー達とは違い、若々しくも初々しいシャッキーの魅力にめろめろだよ! シャッキーン!



 今回のテーマは師弟愛。
 激獣拳と臨獣拳のライトな師弟愛とディープな師弟愛の対比がポイントです。
 強靭な体が必要とされるシャーク拳を学ぶのはもちろんジャン。ジャンとシャッキーは同じ「体」の拳士らしく相性がよく、ノリノリで修行中。ちょ、ランとレツ忘れられてるwww
 初めての弟子のジャンが慕ってくれる事に感動して泣いちゃうシャッキー。しかし臨獣ハーミットクラブ拳ドカリヤのリンギによって体を乗っ取られ、ジャン達に襲いかかる!
 ドカリヤのリンギをジャンとの師弟愛の象徴「シャッキーン!」で打ち破るのが『ゲキレン』っぽくてとてもよかった。
 しかし巨大戦、来来獣でゲキシャークを呼び出すも、逆にゲキトージャに襲いかかってくる!
 赤・黄・青の色効果がとても印象的だっただけに、ゲキシャークの造反には衝撃的。これもドカリヤのリンギ?



 一方、臨獣殿側はマスターをラゲクにすえて修行中。
 カタはメレをハナから無視していましたが、ラゲクの場合メレも積極的に巻き込んで引っ掻き回していくからタチが悪い。化粧品に毒とかしこんでそうなイメージ。
 ドカリヤの師弟を超えた男女の愛をすげなくかわす(きっと長い間ラゲクの復活を待ち望んでいただろうに……)。それを感じ取るメレに涙。
 理央をシャーフーと比較する事で妬みを煽る。自分が捨てた師と比較された事で、理央のジリジリが短いながら強く伝わってきます。



 それにしても、今回はドカリヤのリンギのインパクトが凄かった。
 いきなりメレにキスって! キスって! そりゃぁ金的だって蹴られちゃうよ! しかも獣人態に変化して蹴られて……。もしも獣人じゃなかったら大変な事に! 
 しかしそれも当然。おのれドカリヤ、俺たちのメレに磯臭い息を吐きかけやがって(ヲイ)!



 ドカリヤのリンギ「本体収奪打ち」はヤドカリが住む貝を変える事に由来したリンギなんでしょうね。
 しかしこのリンギはドカリヤの「愛するラゲクの体を乗っ取ってあんな事やこんな事をしてやろうとしてやりたい!」と言う十代のような青い想いが伝わってくるナイスリンギですね(最低)!

 

 今回はあのバエの謎も若干明らかに。シャッキー曰く「巨大戦追ってどっか行ってた」そうです。……無駄に謎が増えただけのような気がする(笑)。



 次回はお休み。こんな気になる所で!?