『銀色のオリンシス 初回限定版(3)』

 今回は特典CDジャケットの不敵なポーズを決めるボルフがポイント。
 って言うか、むしろカマっぽい空気が……。
 以下感想。

  • 本編

 第5話「緑色の迷宮」第6話「金色の悪魔」を収録。
 ボルフと執政官=コウイチの駆るゴルト・オリンシスが登場します。
 ところで、コウイチのEDクレジットのキャラクター名が「執政官」じゃなくて「コウイチ」になってるんですね。最終話まで放送してしまった故に、ネタバレが解禁になっているのかしら?
 まぁ、本当のネタバレは無理なのですが。

  • オリジナルドラマCD

「セピア色の出逢い」もこれにて完結。
 横暴なハンターの、仲間を想う結束の固さ。そんなハンター達を利用する、タウンガードの卑劣な策略。
 ガーデナーによって人類が駆逐されると言う苛烈な世界観が生んだ悲劇の中を、強く生きていくトキト達の始まりとも言えるエピソードでした。



 コメディパートの「銀シャリのオリン寿司」に大爆笑!
 回転寿司に言ったトキト一行を月からストーキングして見守るコウイチ(執政官)。
 彼の覚えをよくするために、ボルフがひたすら空回りを続ける姿にはもはや哀愁すら感じます。
 タイトルのカオスなセンスと、マグロを獲りに大海原にまで出張るボルフに涙。
 ところで、基本的に同一人物のはずのテアとセレナの間に横たわる寿司ネタの好みの差を一体ナンなのか。テアはゲテモノ好きで、セレナは渋いもの好みなんですが……。
 年月のせいなのか、それとも演技なのか。まさに謎の美女の面目躍如と言ったところでしょうか。