『獣拳戦隊ゲキレンジャー』修行その13「シンシン!精霊の舞い」

 新たな修行のステージに上がる理央とカタ。
 そこでさらに人間の悲鳴と恐怖を手に入れるべくカタの親衛隊である飛翔拳・ラスカとルーツの二人が出撃する。
 空を飛ぶ彼らに手も足も出ないゲキレンジャー達は、新たな拳聖の下を訪ねる。



 今回は新たな拳聖バット・リーが登場! 元ネタはおそらく「ジェット・リー」なんでしょうが。声が池田秀一氏だけあって、これまで激獣拳側にはいなかった「カッコイイ」魅力に溢れた拳聖です。象はエロだし、ネコはネコだもんなー(ヲイ)。
 バット・リーに修行を授けてもらうのはレツと言う事で、芸術と技がメイン。
 しかしバット・リーはレツに「技を捨てろ」と言い放って……?
 バット・リーの「これぞ拳聖!」と言わんばかりの華麗なアクションと、その技に感動したレツが是が非でも修行をつけてもらおうといきなり戦いを挑む、普段のレツからはちょっと考えられない行動から、バット・リーがどれだけ拳士として高みにあるのかがうかがえます。



 バット・リーは舞いはじめ、ついには水上でまで舞い始めます。
 つい頭の中で某烈海王がばしゃばしゃ水上を走っているのを思い出しました。拳の道を究めた人は、みんな水上で行動できるようになるんでしょうか(ヲイ)。



 そして臨獣拳側では、理央の修行が新たなステージに。
 カタの修行形式に不満を持ち、それに干渉しようとして逆に理央から反発を受けるメレの姿は、なぜか「お母さん」に見えました(ぇ。「あんたうちの子に何してんのよーッ!」って感じです。
 多分彼女が母親になったら、いいお母さんになるのでしょう。
 教育方針は常に「理央様(お父さん)みたいないい男になるのよ!」。
 息子だったらそれで万々歳でしょうが、娘だった時には母娘共に目も開けられないそれはそれは凄絶な理央争奪戦が……!
 


 話を戻して。
 カタの親衛隊・飛翔拳がどこからかいきなり復活して登場。色々言いたい事はあるものの、これはあれです。古代の権力者が墓に死後の奴隷として奴隷を埋める、とか言う風習の臨獣拳バージョンだと思えば理解しやすいかもしれません。
 と言う事は、メレのポジションも対外的には理央(臨獣殿頭首)の親衛隊って事なんでしょうか。
 うわぁ、何て萌えるポジショニング! さすがメレ(笑)!



 次回は新たな武器&ゲキビースト登場!