『ガン×ソード』ep.ⅩⅩⅡ「誰がために」

 衛星を破壊され、死の危機に瀕するヴァン。これまでに出会った科学者達の協力を得てカギ爪達の施設を利用し、ガドウェドの衛星へと旅立つ。
 その頃、月へと移動していたミハエルは月の裏側へと到着する。

 ウェンディとカギ爪の会話と、ダン打ち上げのための作業の二つが今回のメイン。
 両親を失い、色々大変な目にあってきたウェンディ達。
「そんなものだ」と言う言葉は諦め、それを超えて新たな世界を作ると言うカギ爪の言葉だけを聞けば悪い人ではありませんが、反面いい人でもないのが怖い。
 しかも、一話の連中ってこいつの部下だったのか!
 ヴァンに対して、正面から言い返すウェンディが、シリーズ通じて一番成長しているように思えます。
 やっぱりカギ爪の謝罪って軽ッ!



 科学者や、レイの協力を得てダン打ち上げ作業を進める一行。
 エンドレス・イリュージョンでは、「宇宙」の概念を知る人間は極少数派らしい。
 そりゃ囚人惑星として出発し、発達する技術は勇者ロボから始まってただの車とヨロイ関連系ばかり。囚人惑星と言う概念も無くなれば、そりゃ宇宙も知られない。



 プリシラの告白を「俺は童貞だ」で断るヴァンに拍手。でも「童貞って何?」とか訊き帰すのは止めて下さい。
 プリシラの告白に対し、ウェンディも写真撮影で隣の位置に移動など意識もし始めましたが、その後のレイとの話で、微妙にヴァン×レイのカップリングを連想してしまった自分をどうか赦して下さい。
 無事打ち上げに成功(?)したヴァンを待つものは?