『ガン×ソード』ep.ⅩⅥ「輝くは電流火花」

 ウーに敗北したヴァンは、三日の猶予を与えられる。熱を出したウェンディを看病しながら、その間ヴァンは恐怖に怯える日々を過ごすが……。

 燃えたー! 
 ウーに見逃してもらった三日間、恐怖に怯え、熱に倒れたウェンディを看病する事で精神の平静を保つのも頂点に達し、逃げようとするヴァン、
 しかしそれもウェンディの決意の前に恐怖を見透かされ、一人パズルを無意識に解き続ける。
 愛するエレナは死んだ。しかしエレナは一緒にいる。その愛情は、決して過去形で語られるものではない。
 無意識の内に解き続いていたパズル。夜明け。そしてヴァンの叫び! 落下してくるダン!
 これに燃えずして何に燃えるか!? と言わんばかりの展開に思わず叫んだ。



 諦めないウェンディ、愛を捨てなかったヴァンの二人に対し、捨てる選択を選ぶウーにカギ爪。
 カギ爪の男を父に持ち、母親からの愛を独占しようとしてカギ爪の男を殺害するはずが誤って母を殺害してしまったウー。
 その過去から逃れるため母の肖像画を切り裂くも、結局は執着を捨てきれない。様々な経験を積み、捨てる勇気を持って欲しいとミハエルに語るカギ爪。
 この対比があるからこそ、ヴァンの捨てない決断により燃える事が出来たのだと思います。
 


 しかし強烈だったのは、ウーのインパクト。何故全裸?! 何故鼻血!?
大勝利です! コテンパンにやっつけてやりました!
尻尾を巻いて逃げ出してしまいました!
など、オモシロセリフも飛び出したウーですが、今回の退場が少々がっかりします。



 次回は馬鹿エピソード到来!