『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』第三話「新星は東雲の空に煌く…(前編)」

 ゲート調査隊の唯一の生き残り、田原耕造の工場にアルバイトとして侵入する黒。しかし彼の研究を巡る陰謀は、娘である舞にまで向かいはじめる。



 今回は侵入捜査中の黒。田原は地獄門の調査で唯一生き残り、そこで何らかの特殊な花を持ち帰り、その研究が現在狙われている理由のようですが……。
 娘である舞がドールのように無自覚に能力を使用していた事と、次回予告の「モラトリアム。契約の履行を猶予された者」から予想するに、田原は地獄門内の植物を対価に、人工的に契約者を生み出す技術を確立したのでしょうか。
 前回は契約者の死によって星が流れるエピソードでしたが、今回は新たに契約者が生まれる事によって「新星」が生まれたエピソード。
 地獄門内が描かれた事など、より世界観が深く描写されていきます。設定だけでしか語られていない天国門あたりのエピソードもいつか語られるんでしょうか。



 殺伐とした戦闘パートとうって変わり、無国籍かつどこか互いに無関心・不干渉でゆるい日常パートとの落差がまた作品の魅力となっています。
 猫が大家さんに捕まっていたり、銀がいつの間にか煙草屋で働いていたりと、スパイとしてさりげなく日常にもぐりこんでます。
 


 さて、今回もゲストヒロインと黒とのロマンス(?)が描かれましたが、何かひどいかって、涙の拭い方がひどい。何あのさらりとした指の動き!? 奴め、相当手馴れてるな!?
 能力で遊園地のアトラクションを動かす事から始まった「朝まで遊ぶ」デート場面が、本当に楽しそう。と言うか日常時の黒の異様な誠実さがもはや憎い……(ぇ)!
 そして、つっこんだら負けだとは思うけどあえてつっこんでおきます。
 何でラーメン屋台でパフェ!?