最終話「最終三部作Ⅲ 心からの言葉」
『メビウス』完結!
いや、よかった。本当に良かった。
これまでの伏線はもとより、劇場版、ヒカリサーガまでも包括して、「人類とウルトラマンの絆」と言うテーマを強烈に描きぬいた所には感動するしかない。
ぐちゃぐちゃとりとめもなく語りそうなので以下箇条書きで。
- GUYS一丸
リュウがヒカリと一体化(余談ながらこの時のナイトブレードをぶんぶん振り回すアクションがいかにもリュウ)。
そして他の隊員達と共にメビウスと一体化しフェニックスブレイブに!
さらにサコミズ隊長がゾフィーと一体化して共に戦う!
まさにGUYSメンバー一丸となって戦う姿に自分の中の男の子はもう燃え上がる燃え上がる。直前の
「GUYS! サリーゴー!」「G.I.G!」
で上がっていた温度がさらに燃え上がった。
- 最終メテオール
以前渡されたカードキーの用途がついに明らかに。
ウルトラマンの光線のスペシュウムを増幅させるメテオールは、まさに「人類がウルトラマンと共に戦う」ものの具現とも言えました。
『メビウス』が一昔前の青春ドラマみたいなのは周知ですが、それだけではないライトさがあったのは、メテオールが「科学技術礼賛」と言うスタンスだったからでしょう。
普通こういうのSF科学は「発達する科学技術への警告」的側面を持つので暗くなりがちなので。
それにしても、最終メテオールは一体どこから落ちてきたんだろう……? 宇宙?
エンペラ星人に侵された太陽を守るためウルトラ兄弟が全員登場! あ、アストラだー! ココにきてようやく登場!
何はともあれよかったよかった。出番無くて(ヲイ)。
- エンペラ星人
最終話でフェニックスブレイブと言う最強の存在の前に敗北を喫しても、決して「ウルトラ一族」への敗北は認めなかった皇帝。
実は設定ではウルトラ一族の同じ過去から出発したエンペラ星人。その最後も、それにふさわしいものでした。実はこっそり心の中で、
「我が人生に一片の悔いなし!」
なんて叫ばせたのはここだけの内緒(ヲイ)。
そのうち外伝なんかで、『ザ・エンペラ星人』なんてやって欲しいなぁ。
- 心からの言葉
第1話でウルトラの父に言われた「自分にしか見つけられないもの」を見つけ、地球を後にしたメビウス。
この時の別れと見送りのシーンの演技が誰も彼も名演でもう涙ぼろぼろ。
もう誰がって言うかこちらこそ「ありがとう」。『ウルトラマンメビウス』に出会って本当に良かった。