第49話「最終三部作Ⅱ 絶望の暗雲」
インペライザーを下すメビウスだったが、連戦の疲れにより戦う事は不可能だった。
真綿で首を絞める様にインペライザーを送り込んでくるエンペラ星人に対し、GUYSクルーは応戦するが……。
「地球は人類の手で守り抜かねばならない」。
その言葉通り、インペライザー軍団に決死の戦いを試みるGUYS。
必死で応戦するも、すでにガンフェニックストライカーを失い、フェニックスネストの変形機能、マケット怪獣と次々と手札を失っていく中で、それでも闘士を失わないGUYSに答えるようにやってくる宇宙人達!
ヒカリ、ファントン星人、ザムシャー、カコ。
しかし圧倒的なエンペラ星人の力の前に皆力尽き、リュウは爆死……!?
アバンで、爆発するガンフェニックスストライカーからあっさりとリュウ達が生還していて肩透かしを食らったと思ったら、そこでこれですか!
とにかく今回は、ピンチ→助っ人登場→敗北の連続と、大きな山場が続いて観ているこちらも疲れるエピソードでした。
観ていると、演出の仕方なんかが少年漫画してて吹いた。
ザムシャーの登場シーンや、ヒカリとの共闘。ザムシャーの刀をヒカリが使用。極めつけは剣持って。一騎打ちしているウルトラの父とエンペラ星人!
『ウルトラマンメビウス』が『ザ・ウルトラマン』の実写化的側面を持ち合わせている事もあり、そこまでやるかと言わんばかりの特撮アクションでした。
また、カコに疑念を抱き酷い目を合わされた補佐官がカコを心配し、そんなカコが補佐官に「ありがとう」と言うなど、細かく拾っていけばキリが無いほどこれまでのエピソードを活かしたストーリー作りにつくづく惚れる。
いよいよ次回は最終話! 歴代ウルトラマンとGUYSクルーの力を合わせ、メビウスサーガ、いよいよ完結へ!