『仮面ライダー電王』第6話「サギ師の品格」

 モモタロス、ナオミ相手に散々嘘をつき、良太郎の体を使って好き勝手やるウラタロス。デンライナーを追い出されるピンチに陥るも、良太郎によって救われる。


 お人よしで疑おうとしない良太郎の性格に救われてしまったウラタロスが、その借りを返すべくロッドフォームに変身!
 暴れ放題なソードフォームアクションとは違い、イスルギ使うはだましうちするは、まさにサギ師アクション(笑)!
 

 しかしそんな彼も、ハナの拳とフォークの前には沈黙せざるをえませんでしたとさ(笑)。
 フォークは無いだろ、フォークは……!
 しかも壁に刺さってるし! ある意味、電王になんかならなくても十分な戦闘能力。


 以下箇条書き。

  • ライダーキック

 モモタロスを差し置いて、ライダーキックの炸裂だ! って言うかウラタロスはキックなんてしないと思ってた(偏見)。

 ロッドフォーム時の専用車両イスルギを連結したデンライナー。しかもソードフォーム時の武装ゴウカまで使い放題!
 贅沢と言うべきか、使いまわしと言うべきか。
 でも一番文句言いそうなのは、多分モモタロス。「何でお前だけ武器多いんだよ!」とか、文句言ってそう。

 良太郎が特異点だと知った上で取り憑いたウラタロス。
「意識を乗っ取れない」「特異点が死ねばイマジンも死ぬ」など、デメリットばかり目が向きますが、果たして取り憑くメリットとは?


 個人的には、「イマジンの使命から自由になれる」だと思います。
 周りは「人間と契約する」「願いを叶える」「過去に飛んで歴史を変える」事に血道を上げていますが、モモタロスやウラタロスはイメージから体を作って好き勝手やってます。


 しかし反対に、特異点に常に取り憑く事になってしまい、イマジンの使命を果たす事はできなくなります。
 契約なんてほっといて、特異点本人はぶらぶらしていいわけですから。
 故に使命を果たす事を至上だと考えるイマジンはモモタロス達を間抜けと嗤い、「そんな事面倒くさい」と考えるウラタロスはあえて特異点である良太郎に取り付いたのでしょう。 


 と、勝手に推測してみましたが、次回では特異点の事が明らかになるようなので、気長に待ちましょう。




 次回はモモタロスのジェラシーストームが炸裂する!?
 独占欲が強いタイプなのです(『ハリケンジャー』の宇宙忍者ファイルのナレーションでお読み下さい)。