『コードギアス 反逆のルルーシュ』stage 19「神 の 島」

 無人島に流れ着いたルルーシュユーフェミア、スザク、カレンの四人。
 ルルーシュユーフェミア。スザクとカレンの二組に分かれ、それぞれ救助を待つが……。

 今回一番印象に残ったのは、ルルーシュがスザクに使用したギアスの内容。それは「生きろ」でした。
 自分の身の安全などではなく、あくまでスザク自身が生きるために使用したギアス=絶対尊守の力。
 スザクの心に根を張る暗い影を知り、ナナリーの騎士にとすら望み、何より友人として出た言葉。
 ルルーシュのスザクに対する友情、とも言いがたい複雑な感情にちょっと泣いた。


 しかしあの状態からどうやってあんな無人島に……?
 ちょっと考えてみましたが、こうなるのでしょうか。

 ハドロン砲を回避しつつユーフェミアとカレンをランスロットで確保→その後ランスロットで逃げられる所まで逃げて、機体を乗り捨て海へ→漂流し、その後、島に。

 ……どう考えても、無理があるようなぁ……。
 誰か頭のいい人、説明してください。


 しかし今回のエピソードのメインは、カレンの全裸! と思わせつつユーフェミアの細く際どいボディラインだと主張します。
 イェス、ユアハイネス(死ネ)!
 

 以下箇条書き。

  • それぞれの正体バレ

 今回の行動で、カレンの正体がスザクに、ゼロの正体がユーフェミアにそれぞれバレました。
 スザクもユーフェミアもそれを外部にすぐには漏らす事は無い事は確実ですが、ルルーシュ達にしてみればすでに学園などでの居場所は無い……?
 今後の学園パートはどう扱うのでしょう?
 やはり近いうちに、決別エピソードが?

  • 黒の騎士団内部問題 

 あくまでゼロにこだわるディートハルトに対し、部隊全員の事を考える藤堂。
 リーダーと部下、と言う両者を離して考える事は不可能な問題に対し、板ばさみになっているのは扇。
 実家に記憶喪失の美女を待たせている羨ましい身の上、ちょっとぐらい困るのはやぶさかではないところですが(ぇー)。
 ディートハルトと藤堂の意見をまとめて、折衷案を出すのが彼のポジション。
 どうも、嫁と姑に挟まれた夫みたいな事に。
 この問題が、後半でどう扱われるのか。そのうち、内部分裂とかするんだろうなぁ。

  • C.C.の会話相手

 これまではずっと皇帝だと思ってましたが、どうも違う様子。
 ルルーシュやカレンの存在を知る事が出来たと言う事は、会話の相手はもしやシュナイゼル? 
ルルーシュがギアスをかけた相手の無意識と会話できる」なんて設定でも、もはや驚きませんが。 

  • エレベーター

 軌道エレベーターではなく、思考(至高?)エレベーター?
 ギアスに関連するものは確実のようです。世界各国に存在するこの遺跡を狙って、ブリタニアは侵攻を行っているようです。
 そしてクロヴィスが研究していたと言う事で、C.C.が捕獲された? のでしょうか。
 やはりルルーシュ達のような、(『ナイトメア・オブ・ナナリー』で言う所の)ギアスユーザーが鍵を握る?

  • ガウェイン

 飛べるナイトマフレーム、試作型のガウェインを奪取したゼロ。
 しっかり悪役笑いにカレンの弾んだ声が哀しい。カレン、ほんとに嬉しそうな声だよ!
 実は『月刊Asuka』でしっかりネタバレしてました。以降、ゼロの専用機になるようです。


 次回はついにユーフェミアとニーナが接触
 ランスロット飛行も、キュウシュウとルルーシュら黒の騎士団の行く末も、この一大イベントの前にはある意味茶番に等しい(笑)!
 さぁ、ニーナは溢れる想いをこらえきる事ができるのか!? それとも――!?