『獣拳戦隊ゲキレンジャー』修行その1「ニキニキ!激獣拳」
……あれ、何だろう? この違和感。
カンフーをモチーフにして、いつもの戦隊シリーズみたいな「動」じゃなくて「静」に重きをおいてるのがその原因か。
はたまた、獣拳の技が思いっきり「スタンド」になってるからなのか。
だがしかし、これはその何て言うか……ニキニキでワキワキする(これが言いたかっただけ)!
さて、ビーストアーツとアクガタ、二流派の対立。
一話にしてほとんど出演しているキャラクター達。怪人の設定と、やや一話に詰め込みすぎだと思いましたが、そういうのを抜きにしても楽しく観られた三十分でした。
て言うかアクガタが普通に怖いよ(汗)!
あの蟷螂野郎、幼女相手にあそこまでやっていいと思うなよ!? これは子供向け番組だ(何の心配?)!
以下箇条書き。
- パンダ
いきなりパンダが! しかも群れ?! あ、でもマウントとられてる!?
パンダは確か熊のお仲間。しかもあんな可愛らしい見た目に反して中身は筋肉の塊だと言う恐るべき生物兵器です。
大した栄養も無い笹の葉を、「それでも俺ら(パンダ)笹の葉が好きなんだ。悪いかよ、あぁ?」
と言わんばかりに食べている、ナチュラルボーンベジタリアンと言う生命のカオスを体現したような側面も持ち合わせます。
この「お前はどこの刑務所のアンチェイン?」と聞きたいばかりの生物のマウントを!
しかもパンダはパンダでタップしてるー!!
知能高ッ。
主人公であるジャンよりも、むしろパンダの方が気になってしまった、嗚呼、罪深きはアバンタイトル(笑)。
- 猫
そして、次番組の桃太郎鬼に負けてたまるかとばかりにマスターシャーフーが弾ける!
そっとジャンの顔を両の肉球で挟み込み、ジャンに撫でられれば評した言葉が「ナイステクニック」。え、えろッ(お前がな)?!
挙句の果てには巨大化だーッ!
デカマスターこと、ボスを超えるガワ萌えは成せるのか?
むしろモモタロスとの人気争いは!?
まぁ、EDのダンスを見る限り、これは互角だと個人的には思いますが(笑)。
- 各キャラクターの名前
去年も『ボウケンジャー』でやりました。今回はゲキレンジャー側のメイン三人の苗字を縦に並べると、
・漢堂ジャン(かんどう じゃん)
・宇崎ラン(うざき らん)
・深見レツ(ふかみ れつ)
で「カンフー」になります。
名前の方は法則性は無しか?
最初はアクションスターをもじってつけられてるのかと思いましたが(「ジャン」→「ジャッキー・チェン」)、そういうのでは無いようです。
アクガタ側の二人は、
・理央(獅子→ライオン→Lion→りお)
・メレ(カメレオン→メレ)
の連想かと。
ついでにマスターシャーフーのは、多分猫が威嚇するの鳴き声でFA(笑)。
次回は巨大ロボ登場! アクガタ側の幹部も本格登場か?