『轟轟戦隊ボウケンジャー』Last Task「果て無き冒険魂」
『ボウケンジャー』ついに完結!
最後の任務は、神・ゴードムを超える存在となるべくガジャドムにパワーアップしたガジャ様との決戦。
そのネーミングセンスといい、最後の最後に再び棺の中へ戻った執念といい、ガジャ様の素敵さを徹底的に見せ付けてもらいました。
って言うかガジャ様、生き残ってくれたー! やったッ(笑)!
グッジョブ脚本(何様だ)!
以下箇条書きで徒然。
- プレシャス、それは人
プレシャスで稼動するネオパラレルエンジン。
しかし最終リミッターを解除したネオパラレルエンジンにはプレシャスは搭載されていない。
プレシャスに変わりエネルギー源となるのは、操縦しているボウケンジャー達!
「人の想いを現実に変える」パラレルエンジンを駆動させるのは、プレシャスであるボウケンジャー自身。
人類の夢と危険な兵器。保護と強奪。光と闇。
様々な二項対立の矛盾の果ての結論こそが「人間=プレシャス」。そして未来。
ある意味、子供向けじゃないテーマだなーと思いつつも、後から見直した時、きっと何か感じるものがあると思います。
- 終わらないネガティブ
世界からプレシャスが無くならない限り続くネガティブの暗躍。
ダークシャドウはヤイバがいなくなり、ゲッコウ様も現場に赴いてオシゴトです(笑)。
この人、意外と楽しんでるなッ。
それにしても意外だったのがジャリュウ一族。あのOPのジャリュウ二匹が、頑張ってプレシャス捜索しています!
まったく、楽しい連中です。
- そして未来に
チーフは宇宙プレシャス捜索のためゴーゴーボイジャーで宇宙に! 映画のハイド・ジーンを最終回に持ってくるのは、流石です。
未知なる宝を求める冒険者達。
宇宙へと向かうチーフを追って押しかけるさくら姐さん。
新たなチーフになった真墨。ズバーンをチーフから継いだ菜月(と言うか、所有権的には正しいのか?)。
相変わらずの蒼太。
サージェスレスキューからメンバー追加まで再び冒険者に戻った映士。
そして、これからもあのトボケた声でキツイ命令を下すであろうボイスは、少女としての姿を見せる事は無いのでしょう。
個性豊かなキャラクター達と一癖も二癖もあるネガティブ達。
バリエーション豊かなプレシャスを追う、鬼ごっこのようにハラハラするエピソードと底に流れるシリアスな命題。
この一年間、とても楽しませてもらいました。スタッフ・キャストの皆様、一年間ありがとうございました!
そして、こんなにも素敵なチーフを世に送り出してくれた日笠淳プロデューサーに感謝を!
さぁ来い、『ゲキレンジャー』!