第42話「旧友の来訪」
南国のジョンスン島にゴモラが現れた。しかし、すぐにその姿を消してしまう。そして、フェニックスネストにはGUYS最高評議長タケナカが現れた。
サコミズ隊長の謎が、今日明らかに!
科学特捜隊の隊員だったと言う若きサコミズ隊長。怪獣の脅威にさらされる日本は、ムラマツキャップとウルトラマンの助けもあり自分の力が必要だとは思えなかった。
そこで宇宙へと勤務の舞台を移し、冥王星(!)まで飛行していたそこで遭遇したのが、名も知らぬ外宇宙からの侵略者の円盤群!
必死の抵抗を続けるサコミズ隊長の前に現れたのは、何とゾフィー!
円盤群を撃退した後、人類の宇宙進出を喜び、いずれ来るであろう肩を並べる日まで人類を守る、と言い残しさっていくゾフィー。
実はサコミズ隊長がウラシマ効果で実年齢の半分ほど年をとっておらず、その上ゾフィーと遭遇し現在のGUYSの設立のきっかけともなっていたとは……!
まさに『ウルトラマンメビウス』はサコミズ隊長とゾフィーの出会いから始まったと言えます。
怪獣頻出期がすぎ、脅威を忘れた地球。
しかしそんな時期であっても、ウルトラマン達は人知れず地球を守ってくれていた。
そんな彼らに頼りっきりになるのではなく、同じ苦しみ・喜びを共有して同じ宇宙に生きる友でありたい。そしてそれを、信頼しあえるチームと共に。
まさに作品テーマを「ど」ストレートで打ち抜く過去に、熱いものがこみ上げてきます。
ここで新たな疑問も生じます。「サコミズ隊長ゾフィー説」が今回の回想で打ち砕かれた結果、ゾフィーの正体がまたも霧の中に。やはりまだ見ぬ、GUYS総監!?……まさか総監って、ムラマツキャップだったりするんでしょうか。
どうでもいいけど、昔から「サコっち」なのねー(笑)。
しっかし、ほんとレッドキングは強いはずなのにギャグが似合う怪獣です。足の小指に岩は痛い! ありえないジャンプ。尻尾がぶんぶん飛び回る。見ていて楽しいとはまさにこの事。
ゴディバを操った黒づくめの男。誰かと思いや、何とヤプール!!!
もう何て言ったらいいのか分からない。本当にこいつは、しつこいんだから(でも好き)!
次回は、劇場版に続く第二次宇宙人連合登場ー! しかも相手は、エースキラーならぬメビウスキラーだ! も、燃え上がってきましたよ!