第40話「ひとりの楽園」
孤独に寂しさを感じる少女ナオコの前に現れた少年が誘うのは、人々が同化した宇宙植物怪獣ソリチュラの作り出す楽園だった。
朱川湊人脚本第三弾。
寂しさを知っているからこそ、他人のそれに気がついて強くなる事ができる。そういうテーマと、ソリチュラやソリチュランらの存在を許す演出が綺麗だった一作でした。
特撮場面も色々冒険していて、まるっきり切り株状態のソリチュラに吹いた。
朱川湊人脚本って、ミライの正体バレとか、時空波の存在とかちゃんと前提になっているのでしょうか? 脚本の端々に、そういう事を気にしていないと言うか、理解していない節があるようなないような……。
やっぱり、脚本と言うより、小説で読んだ方が今回は面白ったような気がします。
と、文句ばっかり言ってますが、こういうウルトラシリーズ共通の、何とも言えない空気も捨てがたい、とも思う一視聴者のたわ言でした。
それにしても、吉良沢はいつイラストレーター(by『ウルトラマンネクサス』)を廃業してソリチュランになったんだろう(笑)。
次回はウルトラマン80登場! メビナビでもしっかり予習!