『魔弾戦記リュウケンドー』最終話「さらば魔弾戦士!」
最終話だってのにほとんど見逃した……orz
でもいいんだ! 自分の住んでる地方では、丸一クール遅れて別放送局で放送してるもん!
「人形になったリュウジンオー」から始まる新年なんて最高だね(強がり)!
そんなわけで、視聴できた部分から感想を書きますので、見苦しいところがあったらごめんなさい。
パワースポットの暴走を止めるために、それぞれの相棒達と別れる事になる剣二達。自分は剣二とゴットゲキリュウケンの別れから観たのですがゴットゲキリュウケンの「戦士」「剣二は大人になった」と言う言葉が印象的です。
初め、剣二はキーの力でパワーアップして慢心しては痛い目を見ていたようなルーキーでした。
しかし、今では強いヒーローの自覚と、敵と戦う恐怖を身を持って知った戦士に成長しました。
そして最後にはそれぞれが「鳴神剣二」「不動銃四郎」「白波鋼一」一個人としてライジン!
三人はこれからヒーローではなくなるけど、これからは自分自身として生きていく。
「ヒーローに頼るのは子どもで、自分自身に頼る人間こそが大人なのだ」と言ってるようでした。
「ヒーローからの脱却」が、実はベタベタの王道ヒーローストーリーを展開してきた『リュウケンドー』のテーマだったのかも知れません。
そしてEDは、御厨博士!? のギター演奏とオール出演者によるダンス! EDソングはもちろん、きただにひろし『魔弾戦記リュウケンドー』!
御厨博士がムーンライダーズって言うバンドメンバーだと言う事は聞いていたけど、まさかこんなところで出演するとは!
ダンスもよかった。「振りぬけゲキリュウケン」でほんとに斬ってる!
最後は除夜の鐘で締めくくり、「さよなら」じゃなくて「また、いつか」。
ほんとによかった。
最初は観てなかったけど、今は観ていて本当によかったと思える名作でした。色々な方向性の特撮作品が増えましたが、こんなに変にヌルい空気と熱さが同居している素晴らしい作品でした。
やはり「あけぼの町」って言う「命をかけて守るに値する町」の存在が大きかった。
あの変な住民に会えなくなるのが、本当に寂しい。
でも前述の通りこちらの地方ではまだまだ放送は続くし、DVDもリリースしていますし。
これからも、魔弾戦士の活躍は終わらない!