『Pumpkin Scissors』Episode:2「戦災復興部隊」(DVD『パンプキン・シザーズ』Vol.1収録)

 未視聴分をレンタルDVDで補完しました。しかし、なぜかレンタル版では1〜2話までしか収録されていない……。
 DVD各三話ずつ、全八巻完結って聞いたんですが。レンタルの馬鹿っ!


 戦車で領民を的にする非道を「ゲーム」と称して楽しむウォルキンス子爵。
 持てる者=貴族が持たざる者=平民をどんな風に扱っても構わない、と屋敷のメイドを犬扱い。当の平民達も、自分が貴族に反抗するなんて考えられない。
 しかし、アリスを拝命十三貴族の一人である事を知らずに銃を向けた事で、自らの誇りのために拳銃を戦車に向かって撃つメイド達。
 パンプキン・シザーズ小隊が、国民に対するご機嫌取りのプロパガンタ部隊である事を揶揄され戸惑うランデルも、「大切なのは生まれた存在がどう生きるか」と言う事を悟る。


 貴族と平民の身分の違い。世界から見ればいくら無意味に見えても、目の前の人々を助ける事にはきっと意味がある。作品のテーマを見せる、いいエピソードでした。
 見直せてよかったー。