『コードギアス 反逆のルルーシュ』stage 11「ナリタ 攻防戦」

 黒の騎士団、日本解放戦線の介入によって部隊を失い、自身も孤立し追い詰められたコーネリア。しかしランスロット=スザクの介入で事態は一転。ゼロ=ルルーシュはスザクに追い詰められる。
 そこに現れたC.C.が「間接接触」でスザクにショックイメージを与え、ルルーシュを逃がす時間を稼ぐ。それをよしとしないルルーシュはC.C.に触れ、謎のイメージを垣間見る……。

 ナリタ攻防戦は、部隊と部隊の作戦行動、ランスロットと紅蓮弐式との決闘など、目まぐるしく動き回る戦場が圧巻でした。
 今回、コーネリアを追い詰める作戦だったはずが、様々な要因が重なって思いも寄らぬ展開になり、C.C.の謎の一端を垣間見る事になりました。
 異常に早く治る傷。失われた過去。教会のシスター? だった事実。日本(?)の鳥居のイメージ等。
 イメージ的には、中世の魔女狩りのようでしたが。ルルーシュが持ち帰った血液サンプルはどんな事実を知らせるのか。ブリタニアとは本当に関係がないのか?
 どうも日本にサクラダイトが埋蔵されている事と、ルルーシュ達が日本に送られた事は何らかの関連があるようですが。
 

 そして、思いも寄らぬルルーシュ、C.C,、カレン間でも微妙に居心地が悪い顔合わせ。黒の騎士団員だって馬鹿じゃない。
自分達が駒のように扱われているんじゃないか?」と言う事は何となく分かっているような様子でしたが、それでも「ブリタニアに対して本物の怒りを持ち、怒りを知っていると言う事は悲しみも知っている」ゼロを信じる団員達。
 紅蓮弐式のデヴァイサーに選ばれ、黒の騎士団の戦闘に関するエースの役割を与えられ、ゼロに心酔し始めたカレンとどう絡んでくるのか。
 波紋同士がぶつかれば大きく跳ね上がる。後の大きな波乱を予感させる小さな出会いでした。
 以下箇条書き。

  • 無頼改

 日本側ナイトメアフレームの名前がカタカナから漢字に変更したので、合わせて変更。
 チェーンソーエッジの日本刀持って、グロースター相手に大暴れ!
 見たか、これぞジャパニーズ・サムライ・ソードの実力だ! 厳密に言えばちょっと違うけど!
 しかしさすが「奇跡の藤堂」だけあって、作戦指揮、実力ともに申し分ない活躍でした。

 部隊の危機に若干混乱気味のユーフェミア
 戦場ではやはり実力は伴わない(と言うか完全に専門外)な彼女をそっと支えるポジションに立つスザク。スザクが収容された後も様子を見に行っているので、彼女がスザクを今後も重用しそうな予感です。

 今回の一対一決闘最大の目玉。
 縦横無尽な運動性を見せる二機のナイトメフレームの闘いはまさに迫力満点。輻射波動で攻撃も防御もこなす紅蓮弐式に対して、多彩な武装を使いこなすランスロット
 これからの戦いが期待です。

  • スザク

 彼が人の死を極端に嫌う理由が、父親・ゲンブを見捨ててしまった(?)と言うトラウマに根ざしていたらしい。ルルーシュといい、二人ともあまり父親にいい思い出は無さそう。

 よかった! 生きてた(笑)!
 僕らのオレンジは、何とC.C.を研究していたチームの前でばったんきゅー。彼らと一緒になって、ギアスの力を手に入れたりしたらとっても面白いんですが(笑)。
 でも、あのままトラックに轢かれたら一巻の終わりなんですけどね(ヲイ)。

  • CM

全力で書店に向かえ!」に吹いたwwwww
 いつナナリーがそう言い出すのかとちょっとハラハラしてました。


 次回は来年から!  ルルーシュの、そして黒の騎士団のさらなる飛躍が始まる?