『銀色のオリンシス』第11話「緋色の宇宙」

 宇宙を舞台に、ズィルバーとゴルトの死闘がスタート。と言うより、ミスズのテアとトキトに対する嫉妬を一方的にぶつけてきているような戦いですが。
 自分に都合がいいトキト像をコウイチに投影しながら、目の前のズィルバーのトキトを、テアを排除しようとするミスズは半ば混乱気味。しかし少し理性的に状況を利用しようとも見れるわけで、女の子は怖いなと思いました(ヲイ)。


 そして戦いの中でテアが思い出した事実は、本当の「航一」は千年前に殺されていると言う事。そして殺したのは、現「コウイチ」であり執政官であるテアの兄、アル。
 小説版でも出ているネタですが、まさか彼が航一を殺害して成り代わっていたとは……。ちなみに、小説版では名前だけで顔も姿も出てきていません。
 以下箇条書き。

  • ボルフ

 アルに見捨てられ、撃墜されちゃったボルフ。タダでは死なぬと地球のオリンシス・シェルを解除し、しっかり生き残って木星艦隊と合流していました。しぶとい!

 オリジナルツイン=ゴルト・ズィルバーら両オリンシスマシンは禁断のマシンとして認識されていました。
 アルによる航一の殺害、地球圏のオリンシス・シェルによる隔離なんてやられた矢先には、そりゃ禁断扱いされそうですが。
 この辺りは小説版の話になるんでしょうか。

  • セレナのやるべき事

 彼女のやるべき事とは、ハンター仲間として軌道エレベーターレジスタンス達の手から守り抜く事。未来を変えない為に行動してきた彼女の、最後の通すべき筋、なんでしょう。


 次回は最終回。そうか、やたらペースが早いと思ってたら、一クール作品だったのか……。