『コードギアス 反逆のルルーシュ』stage 10「紅蓮 舞う」
ナリタ連山に潜む「日本解放戦線」の本拠地を叩くべく作戦を開始したコーネリア。その情報をつかんだルルーシュは、「奇跡」を起こすべく奇襲をかける!
まさに「紅蓮舞う」!と言った感じの今回のエピソード。
日本反撃の始まりの象徴とも言える純日本製ナイトメアフレーム紅蓮弐式。ブリタニア製ナイトメフレームとは違い、強力な接近戦用の固定武装と特殊装備でより強力な攻撃力の確保に成功!
その威力の前に、オレンジ……じゃなかった、ジェレミア……じゃなくて、やっぱりオレンジだって手も足も出ない!
紅蓮弐式を初めとして、ブライ、ブライ改。そして人員と、黒の騎士団も充実してきて、必要なのは「奇跡」と言う名のカリスマ性。
日本解放戦線の藤堂が厳島で奇跡を起こしたように、黒の騎士団が黒の騎士団として確固とした半ブリタニア勢力として存在するには、大きな勝利と成果が必要、とルルーシュは踏んだのでしょう。
しかしやってる事は、計算ずくの奇跡の演出。自分の命を差し出して、仲間を背水の陣に追い込んで士気を上げる。
言ってる事はコーネリアと同じなところは、まさにブリタニア皇族の血と言うべきか。
「正義の味方」とはとても言い難い顔で戦略を練るルルーシュの快進撃、始まる?
以下箇条書き。
- 日本人の特徴
ルルーシュ曰く「スタンピードに弱い」。熱狂にすぐ自己を失って流れに乗っちゃう日本人のお馬鹿な習性です。反省。
まさにこれを体現したような存在が、いざ戦場になるとビビって不満が噴き出す黒の騎士団員達に日本解放戦線の少将。コイツにいたっては、コーネリアらの大軍を前にしての藤堂頼み。
敵を前に「神風」とか言ってる場合か!
いや、確かに勝てる要素は皆無に等しいけれど。
- キョウト
いくつかの反ブリタニア組織を援助していると言う「キョウト」。
改造ナイトメアフレームや紅蓮弐式など、完全新型ナイトメアフレームを製造できると言う事は、独自でサクラダイトを採掘できる環境がある? と言う事でしょうか。
それにしても、キョウトでそれだけの技術力、組織力を持っている存在って頭の悪い自分では一つしか思いつかないんですが……。
まさか出すの? 「天皇」!?
- C.C.
性を母親のものにしながらも、名は捨てられない。それを甘さだとルルーシュを談じるC.C.。
その口ぶりから、すでにそのアイデンティティが失われるほどに長い時間を生きてきたようです。人間ではなく、すでに超自然的な「何か」なのでしょうが。
そして、ナリタ連山にはC.C.を研究していた残党の基地があって……?
ルルーシュら黒の騎士団とコーネリアの戦いの裏で、C.C.の謎の一端も明らかになる気配です。
- オレンジ
汚名を晴らそうにも戦場の端っこに配置されて出番なし。
独断専行したら因縁のゼロを目の前にして紅蓮弐式にやられてしまいました。あぁ、何て可哀想なオレンジ……(涙)。
ヴィレッタ、オレンジはまだ「殺られて」いませんよ。
きっと、ゼロを目の前にしながら逃がした罪でさらなるオレンジ地獄に落とされることは確実でしょうが(笑)。
- ニーナ
報道からのゼロへの接触が予感される一方で、ニーナからユーフェミアへアプローチの作戦が。今のアッシュフォード家の力では皇族と謁見なんて用意できず、微妙な肩書きに悩む会長……。
まぁ、そんな自分は会長のおみ足に釘づけでしたけどね(最低だ)!
だってあんなにオープンにされたら誰だって見るだろうよ(逆ギレ)! ねぇ、全国の青少年少女達(誰に語りかけてる)?!
次回はナリタ攻防戦。激化する戦いの中、ついにスザクにギアスを使用?