夢枕獏『陰陽師 太極ノ巻』

陰陽師 太極ノ巻 (文春文庫)

陰陽師 太極ノ巻 (文春文庫)

 読書マラソン3・十四冊目。
 以下感想。
 以前登場した露子姫が再登場。彼女の非凡な、学術の徒としての才能が発露されてきます。
 これに限らずオカルト的な事ばかりではなく、科学的な自然な循環などを「呪」を通して理解している清明の言葉にどこまでも沈み込んでいくようです。
 って言うか、陰陽師はある種の科学者的な側面もあるので当たり前ですが。