第30話「約束の炎」

 もう燃えたのなんのって。どうしてこんなところで最終回でもおかしくないクオリティでエピソードをつっこんでくるのか。
 スタッフさん、大丈夫か!?


 ミライの口から語られる「ウルトラマンが地球を命がけで守る理由」を、今まで雑誌ぐらいでしか公開されていなかった、ウルトラマンヒューマノイド宇宙人と言う設定を持ってくるところが凄い。
 決して望んで手にした力ではないけれど、それでも何か守れるものがある。そして地球は、ウルトラマンの力を持ってしても届かない遥かな過去の光に重なる。だからウルトラマンは地球を守るのだ、と言う事を公言させたこの展開は本当に凄い。そうとしか言いようがない。


 そして、GUYSメンバー達の目の前での変身! GUYSとの絆をその身に宿したバーニングブレイブと後半はもう燃える展開のオンパレード!
 メビウス=ミライもさる事ながら、人類側の主人公としてのリュウの不思議な落ち着き(?)のような空気がよかった。
 リュウもしっかり主人公なんだな、と思わせてくれる描写でした。
 残り二十話以上も残っているストーリーがこれからどう進んでいくのか。一話たりとも見逃せません。
 以下箇条書き。

  • 侵略兵器インペライザー

 何者かによって送り込まれた地球侵略の尖兵として送り込まれたインペライザー。
 重力偏向盤とラントンによるメテオールを駆使した作戦を空間移動で無効化し、「俺たちの翼」ガンフェニックスを撃ち落す、ウルトラダイナマイトを喰らっても再生と、前回から引き続いて凶悪な強さをアピールしたインペライザー。
 回転しながらの全弾発射攻撃は特撮の迫力と相まって凶悪の一言でした。
 今後もこのクラスのロボットが登場するのかと思うと、あらゆる面から見て大変そうです。

  • タロウ

 GUYSにインペライザーの出現を通信してくるタロウ教官。さらっと言ってるけど、それって結構凄い事じゃありませんか?
 光の国に帰還したタロウですが、これからはヒカリをびしびし鍛えていくったりするんでしょうかね。 


 次回は新円盤生物登場!