『仮面ライダーカブト』「第35話」

 総司の前に現れた謎の男、立川大吾。
 総司を「選ばれし人」と言い、総司が召喚したカブトゼクターを操作する男。
 また、ウカワームからも狙われるその正体は、渋谷隕石落下以前に存在した角有りワーム「ネイティブ(地球に元々存在したワーム?)」。総司にゼクター集めを止めさせようとしています。
 以前、三島が総司の手元にゼクターが集中する=ワームを倒す有資格者がいなくなる事を「都合がいい」と言った事もありました。
 そしてウカワームがネイティブを狙い、大吾はゼクター集めを止める事は「ひよりのためになる」とも言います。
 それはすなわち、ZECTは基本的に上位ワームを除くワーム、ネイティブワームを殲滅するための組織である、と言う事ではないでしょうか。
 で、気になるのがマスクドライダーシステムの位置づけなんですが。これはもしかしてネイティブワームがゼクターを作った、と言う事になるんでしょうかね。
 カブトゼクターが大吾の命令も聞くという能力は、今やすっかり忘れられたひよりの「機械と心を通わせる能力」にもつながりますし。
 以下箇条書き。

  • 友情とそうでないもの 

 神代と新は友情(一方的とは言え)を結び、総司とはそうではないもので結ばれています。しかしこの絆が深いものになればなるほど、神代はワームに戻った時の反動が哀しいものに。
 でも総司と新に関しては、劇場版を観た後ではこの言葉しか思い浮かびません。
 総司と新は友達じゃない。「義兄弟」だと!

  • ダブルホッパー

 ついに、堕ちきった影山……。ゴールすら見えない闇の中で、ついにダブルホッパーが姿を現す! 影山はザビーである前にZECTの一員だと言いますが、もはや組織でも見捨てられてるよ!


 次回は……っていうか、加賀美父は何踊ってるの!?