『轟轟戦隊ボウケンジャー』Task.30「怒りの黄金魔人」

 意思持つプレシャスとしてすっかりチーフに懐いたズバーン。しかしズバーン本人の「正しい魂」をエネルギー源とする特性と、「意思持つプレシャスなら人間に使われて恨んでいるのかも知れない」と言うボイスの発言でボウケンジャーとは誤解続き。


 それにしても、ボイスの「人間への恨み」と言う仮説は、プレシャスを利用する人間たちの負の側面を如実に表していて世知辛い。どの組織も、プレシャスをロクな事に使って無いからなぁ。


 特に今回のガジャ様に至っては、人類技術であるパラレルエンジンを転用したゴードムエンジンをレムリア文明の幻獣に使用しているわけだから、人類文明、ゴードム文明、レムリア文明と三つの文明のプレシャスを悪用してる事になるし。
 ゴードムエンジンを使用して、クエスターに強化するアーマーの色が「黒」で拘束するのが「白」と言うのも対比として面白い。やっぱり、自分のところのシンボルカラーだから従属関係を表すのか。
 でも、一話でゴードム幻獣がやられたのは意外だったけど。どうするんだガジャ様! 手駒はもうカースしかいないぞッ(笑)!
 しかもレムリアの卵実質リュウオーン陛下から掠め取ったわけだから、陛下が復活してきたらゴードムエンジンの時みたいにまた怒られるぞ(笑)。


 子どもたちとズバーンとの交流から、ボウケンジャーも心を合わせてズバーンを仲間に。
 基本的に、チーフと言う強烈なカリスマ、と言うか冒険馬鹿でまとめられているのが良くも悪くもボウケンジャーだよなぁ。特に蒼太のトラウマを刺激するのは危険だぞ映士!
 六人の名乗りに「ズバーン!」と言いながら七人目枠に入っているのには笑った。あそこで名乗り上げをする時点でまさかとは思ったけど、まさかやるとは!  


 強烈無比でアクションもかっこいい上に、後輩+仔犬属性も併せ持ち、しっかり制限もついている無敵ズバーンの今後が楽しみです。
  
 
 今日のスーパー戦隊は『爆竜戦隊アバレンジャー』。チーフの事だから、ダイノガッツなんかただ漏れだ(笑)!


 次回は姐さんと映士の組み合わせ。わー、微妙だ!