『仮面ライダーカブト』「第33話」

 第一部、完? 何か、そういう感じの終わり方だったような。


 ひよりの正体がワーム。そして総司と兄妹だったと言う話の真実が明らかに。

  • 総司の両親はワーム(劇場版の角有り!)に襲われ死亡。擬態される。総司はおばあちゃんの家に引き取られ苗字が「日下部」から「天道」になる。
  • その時ワームは「ひより」と名付けられるはずだった胎児まで擬態。そのまま出産する。
  • 七年前、渋谷隕石が落下した際、両親の仇を討とうとした総司だったが、ひよりの「ころさないで」と言う懇願に思いとどまる。
  • ひよりの両親(ワーム)は瓦礫の下敷きになって死亡。総司、ひよりだけを助ける。

 そして、ひより以外のすべてのワームを排除してひよりのアイデンティティを確保すべく、七年間準備していた、と言う事。
 ひよりのためには新とさえ戦う事を辞さない総司でしたが、これは新もひよりを守りたいと言う事で保留に。


 しかしウカワームに精神的に追い詰められた事とエリアXの鉄仮面の男、もう一人の天道総司との出会いにより、ひよりは行方不明に……と言う所で次回に続く。


 ひよりのワーム姿が幼虫である理由や、自分がワームだと分からない理由も明らかに。
 人間じゃなくて、純粋なワームだったのか。出産まで完璧に擬態できるからこそ、劇場版でZECT上層部はワームの中で行き続ける事を選んだのか。
 そりゃ、タイムスリップして無理矢理歴史改竄するよりは、ある意味自然な事ですし。生存競争に負けたってだけだから。
 で、その劇場版とのリンクが今週は随所に。角有りワームが登場。複数の天道総司。海と砂浜、等等。
 ハイパーカブトがカブトに手助けしひよりを助けたと言う事は、やっぱり中身は総司なんだろうなぁ。そして鉄仮面の正体もやっぱり総司。過去を変えた後、ZECTに捕獲でもされたのか。
 個人的には、ハイパーカブトの中身は総司の遺志を継いでハイパーカブトに変身して過去を変えに来た新、って方がいいんですが(ぇ)。
 とにかく謎が謎を呼び、やっと楽しくなってきました。素直に楽しめそうです、これからやっと。


 ……そういえば、あのオマケのように登場してきた神代はスタッフ間ではどんな扱いなんだろう……。
「カッガーミ!」とか言わせて戦わせとけばいいと思われているのだろうか(コラァ!)?


 次回はホッパーキター!