『魔弾戦記リュウケンドー』第32話「白波おおいに笑う」

 これまであけぼの町民と会話もせず笑いもしなかった白波が、感情をコントロールする魔物ジャマインドのせいで終始笑いっぱなしになる話。
 白波が子ども達との交流を通じて少しずつあけぼの町に馴染んでいくお約束のエピソードですが、役者・アクションともに気合が入ってて見ごたえがある一話でした。
 っていうか、何よりも今回は魔物ジャマインドの素敵さですよ!
 どう見てもダンボって言うか、色々ソレ「デザイン的に大丈夫?」と思わず言いたくなるギリギリのデザイン。遣い魔と一緒に
ギジャ! ギジャ! パオー!
と歩いてくる姿はマイナスエネルギーを集めにくる魔物と言うよりはピクニックに行く幼稚園児。そして飛ぶ! 耳を広げて飛翔する姿がもう! たまらんのですよ! あんな姿してても生身の白波では歯が立たない密かな凶悪っぷりとのギャップときたら!
 グロテスク系が主流の日本特撮界の敵役デザインで、こんな右斜め上を全速力で突っ走っていくリュウケンドーを自分は全力で応援しています。


 次回も白波祭り!