第19話「孤高のスタンドプレーヤー」

 卓越した動体視力や反射神経を持つために、自分の認識を他人に理解されず、伝えようとしても無駄だったジョージ。
 理解されない事に慣れるしかなかったジョージの孤独。しかしそれは何も特別な事じゃなく、誰にでも当てはまる。
 それ故にジョージのために、メテオールショットを取りげつつ言葉でぶつかるお母さん戦法(笑)のミライや、ディガルーグの攻撃の中突っこんでいったリュウのストレートっぷりが真っ直ぐ胸にぶつかってきます。 


 それぞれが三分の一ずつ本物、すなわち違いがありえないディガルーグの能力のSF的ギミック+仲間同士のコミュニケーション的要素との対比があいまって、今までのジョージ関連エピソードの中、と言うよりこれまでのエピソードから観ても個人的には最高傑作だったと思います。 


 光の国系の世界観を引き継いでいる『メビウス』では心配だったメビウスブレイブも、メビウスがルーキーだけあってか実に危うげで(笑)パワーバランス的にもばっちりですね。
 っていうか、パワーアップしても押され気味なメビウスが楽しい。ちゃんと絵的にもインパクトがあったし。回ってるっ!


 次回はついに総監登場か。それよりも、ウィンダムのアレが気になるっ。