『轟轟戦隊ボウケンジャー』Task.18「生きていた男」
ミスターボイスに「ボウケンレッドを辞めないか」と言われたチーフの前に現れたのはかつて死んだ仲間、柾木。
チーフが「仲間を見殺しにしてプレシャスを独り占めした」と避難する柾木を前に、チーフの「仲間の死を無駄にしないためにプレシャスを集める」という反論にも力が無い。
高岡の家に生まれ、代々アシュの監視と殲滅という逃れられない使命を担ってきた映士の「好きでやってるならやめてしまえ」という言葉に、チーフが見出した本当の理由。
それは、「冒険が好きだから逃げない」というやっぱり冒険馬鹿的セリフだった。そしてその思いが、レイが作り出した柾木の幻を打ち破る!
あぁ、やっぱりこれだよ! どんな理屈を前面に押し出そうとも、その根っこはどこまでも行っても冒険で構成されているチーフの冒険馬鹿っぷりがもう素敵。そのチーフの姿に、映士も感じるものがあったのか兵の弓を渡し、さらに同時攻撃という援護。
「孤島の決戦」しかり、「水のクリスタル」しかり、こういうチーフの熱さが人を動かしていくんだなぁ。
以下箇条書き。
- ガジャ様復活。
ガジャ様復活ッッ! ガジャ様復活ッッ!! ガジャ様復活ッッ!!
と、思わず烈海王になるほどの喜び。約二ヶ月ぶりの登場に、他にどうこの喜びを表現すればいいのやら。
どうやら、今まで登場しなかったのは以前ちらっとだけ見たレオン・ジョルダーナの写本を元にゴードム文明版パラレルエンジン、ゴードムエンジンとゴードムの鎧(アクセルテクター?)を作成していたようです。
「私に今の機械の事を訊くなぁ〜っ!」とまで叫んでいたあの頃とはえらい違いだ。常に向上を忘れない、そんなガジャ様を自分は愛してるッ!
- アシュの行方
登場二週目にして全滅してしまったアシュ。ガイとレイは、しかしガジャ様の呪文によって復活。その体に、ゴードムのエンジンを埋め込まれて……。
今後はゴードム文明の怪人(準幹部)扱いなんでしょうが、このままガジャ様の手下状態で甘んじているような連中では無さそう。未だ解放されていないアシュが無数にいることから、考えるに、反乱を起こしてガジャ様を殺してしまいそうな予感(汗)。
- さくら姐さん
気弱になったチーフと「ボウケンレッドを辞める」というボイスの言葉を結びつけて終始心配そうだったさくら姐さんうーむ、これは分かりやすい(笑)。多分、さくら姐さんの気持ちに気がついてないのはチーフだけなんだろうけど。
次回は映士がついにボウケンシルバーに!……って、来週休みなのー!?