第2話「俺達の翼」
新たなGUYS隊員として白羽の矢を立てられたイカルガ、マリナ、テッペイ、コノミら四人。四人はそれぞれの都合、ウルトラマンの存在を理由に入隊を拒否。
あくまで地球は人類が守るべきだと言うリュウは当然反発し、それでも兎のために身を投げ出した四人を信じるミライ。
この六人がガンフェニックスの翼に炎のペイントを塗っていく仮定で段々仲を深めていく過程がお約束ながらいいシーン。
またメビウスが前回の反省を活かして戦う場所を選ぶ事など、やっとウルトラマンのポジションに納まってきたように思います。そして、前回同様妙に「間」をとるので何かと思った。折角リュウが「今だぁっ!」と叫んでいるのに、何その一騎打ち空気(笑)!
以下箇条書き。
- GUYSのリアリティ
ディノゾールの死体処理が大変と空想科学読本的な話から、怪獣が出現するまで正確には発見できない理由、理由ライセンスを持っていると受験や就職が有利というところまで。メテオールの使用に総本部の許可が必要など、空想科学世界を縛る制限がリアリティを高めていい感じになってると思います。
- 地球の事を何も知らないミライ。
サッカーやバイクの事を知らないのは当然としても、カレーも初めてっぽいのも新鮮。そりゃ、ウルトラマンは食事しないだろうしなぁ。
- グドン登場。
餌であるツインテールも出てきてないのに登場。やっぱり謎の女が元凶って事なのか。そしてグドン強っ! よくよく考えてみると、あのサイズで鞭が武器ってある意味無敵のような気がする。鞭の先端って普通に使っても音速超えるし。
- 挿入歌に燃える!
ガンフェニックス発進時のいかにも昭和っぽい挿入歌に燃える。だっだばだばだば(こう聞こえた)!
- 一分間限定のメテオール。
過去の宇宙人の技術を元にしたテクノロジーだけあって、まさに超絶科学力。UFO機動に、グドンも吹き飛ばす竜巻まで。そしてあの分身ってバルタンじゃん!
- テッペイのポジション。
解説役としての役割が、おいしい男です。グドンの説明に熱が入るあまり引かれたりとか、「カラータイマー!」とか視聴者側から見れば当たり前の事を叫ぶのも新鮮。
次回はゾフィーを殺害したバートン登場!
追記。
今回最も印象に残った台詞は「いてたまるか、毎週怪獣なんて!」。番組のお約束にがっちり文句を言うトリヤマのおぢさま(笑)。