ロン・グーラード『ゴーストなんかこわくない』
ゴーストなんかこわくない―マックス・カーニイの事件簿 (扶桑社ミステリー)
- 作者: ロングーラート,Ron Goulart,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 文庫
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以下感想。
広告代理店で働くマックス・カーニイの別の顔は、アマチュアの幽霊退治人(ゴースト・ブレーカー)が、数々の怪事件に挑む!
面白いのが、何ともいい加減な魔法、幽霊現象の数々。
生まれつきヒラメキで魔法や予知能力が発揮できたり、男が変身するのは狼ではなく本物の象だったり、テレビに映る霊はひたすら結婚を薦めてきたりする、このズレたセンスが本書のたまらない魅力です。
がちがちの設定で固められたオタ向け魔法とは違い、むしろ特撮に近い自由さにアメリカっぽさを見ました。
幽霊、まったく怖くないし(笑)!