『交響詩篇エウレカセブン』最終話「星に願いを」

 最終話一時間スペシャル後半。
 エウレカの「大切なもの」=家族に対するモノローグからスタート。願うのをやめてしまったエウレカを取り戻すため、レントンが新ニルヴァーシュで突入します。
 ここで塞ぎこんでいたレントンを立ち上がらせるホランドが熱い!今までだったら怒鳴って逆に反感かっていたようなホランドも、父親になった事や、やりれない兄の死を超えて立派な大人に。レントンに言いたい事だけ言わせておいて、しっかりとエウレカのところに導く余裕が憎い。
 新衣装からレントンが乗り込んでニルヴァーシュはパワーアップ。LFOというかもはやゲッター並のパワーアップで抗体コーラリアンの群れを一掃するは飛行するはでもはやなんでもありだな!
 最終話で「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」「アーイキャーンフラーイ!」が出たのは嬉しかった。立派に飛んでるよ、レントン!最後の最後までエウレカと一緒にいると言う約束を守りきったレントンのストレートさにはもう鼻血モノ。
 でも、ハートマークに「エウレカレントン」ってあれはどうでしょう(笑)。コンパクドライブばかりか月にまでデカデカと!あの二人、案外恥ずかしくて帰ってこれないだけなんじゃないのか(笑)。
 この二人以上に違う意味で驚いたのはニルヴァーシュ。正直いつか話すとは思ってましたが、まさか女性声だとは! ちきしょう、すっかり騙された! 
 以下箇条書き。

  • デューイの子ども達。同じような悲しみを持つ彼らをデューイはどんな気持ちで迎えたのか。引き取るユルゲンス艦長はまさに漢。
  • 軍服アネモネともうラブラブ状態のドミニク。髪を上げたアネモネも可憐だ! そしてやっぱりガリバーは萌え!
  • ゴン爺、あんたもコーラリアンだったの!? 人型コーラリアンがみんな女性だと思い込んでいたのですっかりやられた。
  • リンク達はサーストン家の曾孫に。三人も一変に、サーストン家は大変そうです。

 この一年、正直理解不可能な事もたくさんありますが、ここ最近で言われる『創聖のアクエリオン』に次ぐエヴァの呪縛を打ち破ったロボットアニメの名作だと思います。
 この一年間、スタッフさんは本当にご苦労様でした。提供のサーストン一家が、いつか来る幸せな未来である事を祈りつつ。
 オシマイ。