神永学『心霊探偵 八雲5 つながる想い』
読書マラソン2・二十七冊目。
- 作者: 神永学
- 出版社/メーカー: 文芸社
- 発売日: 2006/02/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以下ネタバレ感想。
まずは、テレビドラマ化決定おめでとー! 深夜枠でやるらしいから、見逃す心配も無し(寝過ごす、というアクシデントの可能性はこのさい無視)! 『赤い隻眼』からタイトルが真逆の方向に転換してから早幾年、ついに動きます。
八雲の失踪事件の裏に隠された、八雲父の陰謀が次々と明らかになる一方で、石井さんがついに男を見せる! だって、男の子だもん(笑)。絶望的な状況下でも諦めなかった晴香の行動を嚆矢に、皆が行動していくところは爽快でした。
母親に対するトラウマも解消され、いよいよこれからは八雲父との対決に移行していくのでしょうか。
それにしても、どんな状況になっても次への楽しみを残しておくこの作品は凄い。一体どうする後藤さん!? ほんとに警察を辞めてしまうのか!?このままではただの一般市民トドになってしまうぞ!(コラ)