神永学『心霊探偵 八雲5 つながる想い』

 読書マラソン2・二十七冊目。

心霊探偵 八雲〈5〉つながる想い

心霊探偵 八雲〈5〉つながる想い

 何だか毎日毎日連続でいい加減うっとうしいと自分でも思ってるのですが、こんな勢いが続くのも三月までなんで、もうちょっとの辛抱ですよー(ぇ)。
 以下ネタバレ感想。
 まずは、テレビドラマ化決定おめでとー! 深夜枠でやるらしいから、見逃す心配も無し(寝過ごす、というアクシデントの可能性はこのさい無視)! 『赤い隻眼』からタイトルが真逆の方向に転換してから早幾年、ついに動きます。
 八雲の失踪事件の裏に隠された、八雲父の陰謀が次々と明らかになる一方で、石井さんがついに男を見せる! だって、男の子だもん(笑)。絶望的な状況下でも諦めなかった晴香の行動を嚆矢に、皆が行動していくところは爽快でした。
 母親に対するトラウマも解消され、いよいよこれからは八雲父との対決に移行していくのでしょうか。
 それにしても、どんな状況になっても次への楽しみを残しておくこの作品は凄い。一体どうする後藤さん!? ほんとに警察を辞めてしまうのか!?このままではただの一般市民トドになってしまうぞ!(コラ)