『轟轟戦隊ボウケンジャー』Task.1「魔神の心臓」

 小道具一杯で、マジレンとはまた違ったベクトルで楽しい『ボウケンジャー』。でもこれ、どうやって略せばいいんだろう。えーっと、『ボウジャ』? 悪役っぽいぞ!
 とりあえずこの作品は、「トラップは落ちる前に駆け抜ける!」という一言が象徴していると思います。

  • 世界設定

 世界各地で失われている貴重な宝を集める民間団体サージェス。その中でも扱い次第では地球をも滅ぼしかねない秘宝プレシャスを探し保護するために設立された秘密組織、それが轟轟戦隊ボウケンジャーだ!
 ……この『轟轟』って、もしかして『GOGO』とかけてたりするんだろうか? つっこむところはそこじゃないとは思いつつ。

  • 名乗り

 今回は戦いながら名乗り上げ。二話以降、全員横並びでの名乗りがあるのか。全員が冒険者と言うのなら、こうやって個々人で戦いながら名乗っていくのもアリなのかも。
 個人的インプレッション。名前の由来は苗字が探検家。名前が色、かな? 分からない人はウィキペディアで確認だ!(人任せかよ!)
明石暁……通称「チーフ」。マグマに落ちるか俺の部下になるか、好きな方を選べ! と、ムチャクチャな二択を今にも死にそうな男に迫るヒドイ人(笑)。余裕あふるる器の大きい男。苗字の由来は分かりません。名前はアカツキの「赤」か。
最上蒼太……通称「影が薄い人」(ぇ)。すいません、そんな風にしか覚えられませんでした。多分、これから挽回ですよ!(お前の中だけの話じゃねぇか)。苗字はやっぱり不明。名前は「蒼」色。
西掘さくら……通称「さくら姐さん」。何だか真面目そうねというのが感想。なんかキャラの特徴をつかむ前に、黒が「さくら姐さん」と連呼するのでそっちで覚えてしまった。苗字はやっぱり不明。名前は桜の「桃」色。
間宮菜月……通称「イエロー」。まんまだ。アホっぽい子かと思いきや、予知能力? というか驚異的な勘を駆使して色々危機を乗り越えます。苗字の由来は江戸時代後期の探検家(測量家)で 「間宮海峡」を発見した間宮林蔵。名前は月の「黄」色。
伊納真墨……通称「真・アホの子」。チーフにライバル心を燃やすも、結局一歩及ばない、ベジータみたいな彼が面白くてたまりません(コラァ!)。名前の由来は初めて実測による日本地図を作った伊能忠敬から。名前は墨の「黒」色。
 他の由来はどうなんだろ。

  • 小道具の数々

 いかにも冒険向きのがっちりしたデザインの携帯電話とか、望遠鏡、アンカーが発射できたりする銃だとか、そういう小道具にがっちり心を掴まれてしまった自分。でも、そのサバイバスターから出てくるパラシュートで落下速度を殺すのは無理だと思う(笑)。小学生の頃、傘で試しても駄目だったしね!(ぇー)

  • ダイボウケン

 以前までのCG主流とは違い、完全ミニチュアによる変形合体。うはっ、これが熱いぜ! ちょっと時間がかかってスローな印象は受けますが、これぞ合体! 
 そして武器が本当にツルハシと巨大なスコップだー! 地面掘って攻撃してるし! そういえば、スコップって戦争中では立派な武器になったそうです。一番兵士を撲殺した武器なんだとか(うろ覚えの知識ですが)。スコップにノコギリみたいな溝を掘って殺傷力を上げたら、捕虜として扱ってもらえないとか物騒な事も言ってたような気がします。っていうか、そんな事考えてるのは自分だけだ!

  • 喰われた!

 巨神ゴードムがダイボウケンに敗北し、捨て台詞を残して立ち去ろうとするガジャ。しかし海から現れた首長竜がガジャを喰っちゃったー! 公式のストーリー紹介で連れ去られたと読むまで、喰われたと信じ込んでしまった自分(苦笑)。

  • 次回は 

 プレシャスを狙うネガティブシンジゲートの一つ、ジャリュウ一族が次回が登場。敵組織が複数出てくる戦隊物って、何だか新鮮。ジャンパーソンを思い出すなぁ。