『仮面ライダーカブト』「第02話」
以下感想。
ついにライダーフォームが登場し、超高速戦闘で戦うカブト。うはっ! かっこいい! とばかりに自分の中の少年が燃え上がりました(笑)。中の人にも慣れてきたし、色々楽しめそうですね。
- カブト消失
ゼクトルーパーに囲まれながらも、煙に紛れて姿を消すカブト。翌朝の新聞に事件が記事になっていない事から、ZECTの組織力を垣間見る総司。一方そのZECT側は、カブトの装着者は場合によっては抹殺する選択肢も。常識を振りかざす新の一般人っぷりが哀しい。
- 僕が側にいる
ひよりの一人称が「僕」の理由は、これが原因? この男の子は、やっぱり子供の頃の総司なのかなぁ。なにやら瘴気めいたものまで出ている渋谷。これが七年経っても復興されていない理由なのか。
ありがちだけど、ワーム達を生むマザーでもいるんだろうか。
- ある意味最低の男
Bistro la Salleで、喫煙マナーがなってない客を注意、しようとして失敗してるひよりに、水かけて追い出してしまう総司。子どものため、と言えば大義名分は十分、見かけもいいですが、これ、客商売としては最悪のような気がする。
もしもの話で、後で放火とか、そういう陰湿な目にあったら総司やひよりはどうするつもりだったのだろう。
ま、そういうネガティブな不安は、総司の名乗りが新に中断される事で溜飲を下ろす事になるのですが(おい)。常人とはコミュニケーション不全の総司とひよりですが、普通すぎるほど普通の新と一緒にする事でちょうどよくなるような気がします。
- 組織に属さず戦う男
ZECTという組織が信用できない、もし入るなら俺がトップだ、だって一番強いのは俺だから。と、らしい理由で結局一人で戦う事を選択する総司。
言い分はもっともなのですが、お前妹いるんだからもっと考えろ、とも思わないでもありません。人質にされるぞ。新の心配っぷりが、正義感に燃える青年って感じで感情移入が簡単ですねぇ(笑)。
- 有資格者死亡確認!
本部からやってきた有資格者はワームに殺害されてしまう。
ワームが先手を打ってきたと判断した祐月ですが、これはワームが有資格者を判別する能力を持っているという事?クロックアップやキャストオフを見る限り、ワームと共通点が多いマスクドライダーシステム。やっぱり、両者の根幹は同じ、という事なのか。
- カブトゼクター
説明しよう! カブトゼクターはジョウントと呼ばれる時空を寸断する移動方法によりZECT本部からタイムロス無しで有資格者の下に飛んでくるのだ!(公式より)
なのになんでわざわざ飛行した挙句、コンクリートを掘り進んどるんじゃーッ!!(笑)
いやもう、僕はもう君が何を考えてるのか分からないよ!
- 戦士に向かない
マスクドフォームでどこまでできるか試していた総司。新について、「戦士に向かない」とこき下ろす総司ですが、しっかり助けている所に素直じゃない所を感じる……かな? これがもっと表に出てくるようなら、夏の同人誌は総司×新とかになっちゃうんでしょうねぇ(コラ)。
そういえば、カブトクナイガンってどこから出現してるんでしょう。ベルトには装備……されてないよね? あれもジョウントによる時空寸断?
マスクドフォームから、ライダーフォームへ。初のナレーションつきの加速戦闘。
クロックアップする時に総司がベルトの横側を叩いて軌道しているようなのですが、ベルト横にギミックがあるというのはライダーの伝統なのかな(原作版のライダーとかスカイライダーとか)。
そしてここでも大笑いしたものが、アラクネワーム。他の仲間がやられたからって逃げ出すのはいいんですが、何でお前トラック(何て言うのか分からないんですが)に乗って逃げてんの!
走れ! クロックアップしてその二本の足で走れーッ!!
いやまぁ、カブト同様、ワームもクロックアップできる時間に制限があるのかもしれませんが。
- ライダーキック
カブトエクステンダーを新から勝手に拝借し、道路をひた走るカブト。こうして、何も考えず人前で戦う事で、所謂「仮面ライダー」の都市伝説が生まれていく事になるのか。
さらに今回は、「ライダーキック」が番組内で公式化。と言っても、回し蹴りなんですが、これはこれでかっこいいかも。何か居合い抜きっぽくて。
- 次回は
あれ、ライダーなのにウメコ(菊地美香)が出てる!? というお約束は置いといて(笑)。『舞-乙HiME』ネタで、総司と一緒におばあちゃんネタを使ってもらいたいものです。ってか、草加(村上幸平)も出てる!? 過去の平成ライダーシリーズの出演者、凄い出てますね。海堂(唐橋充)の人が出てたしね。