『魔法戦隊マジレンジャー』stage.48「決戦〜マジ・マジュール・ゴゴール・ジンガジン〜」

 以下感想。
 ついにクライマックスに突入したマジレン! ここで歴代戦隊最年少レッド=魁に課されたものは父親越え。これまでは偉大な先達だった父親の姿を追い、父親と同じ事をしていればいいと思っていた魁の前に突きつけられたのは敗北した父親の姿。見事自分の勇気を見つけ、魁は父親を越える事ができるのか!? っていうか山崎さんとはどうなるの!? 結婚式までしておいて!(そっち?)

  • マジトピア全滅 

 絶対神ン・マの侵攻を受け、あっという間に壊滅してしまったマジトピアでの出来事をリンが語ります。マジエル様再登場! と感激したのもつかの間、あっという間にやられてしまうマジエル様! 例え相手が絶対神と言えど、どこか孫を諭すような余裕を持つマジエル様が素敵。そして使う魔法は至高魔法って、さすがにスケールでかいなぁ。サイズもデフォルトで冥府神サイズだし。

 ヒカル先生とマジトピアへ向かおうとする勇を呼び止めたのは魁。戦士としての実力は互角と言い張り、ついて行くと言って聞く耳を持たず。
 父とは戦い以外ほとんど思い出の無い末っ子という立場が、せめて共に戦いたいと言わせているのが。そういうものを考えると、ちょっと哀しい主張。
 勇は魁と手合わせをして、それで勝てれば連れて行くと約束。決闘場で向かい合うも、魁は二刀流の勇=ブレイジェルに動く事もできず、あえなくやられてしまう結末に。ウルザード状態よりも強い、さすが父上(笑)。
 そこでブレイジェルは奇跡の力を呼ぶ型「フェイタル・ブレイド」を伝授。「自分の勇気を見つけた時、本当に強くなれる」と言葉を残す。魁よ、それが父親なりに末っ子に残した贈り物だぞー。気がつけー。
 そういえば今気がついたんですが、勇の使う変身アイテムって赤いウーザフォンだったんだなぁ。ずっとマージフォンだと思ってた。

  • 婿入り道具か!? 

 ここで、ヒカル先生は麗にスモ−キーを託します。麗をスモーキーに守ってもらうと言ってますが、ヒカル先生が小津家の一員になるという事は、スモーキーは当然ヒカル先生の婿入り道具という事になりますね(笑)。
 現実に猫を嫁入り道具にするという女性はいますが、ヒカル先生はその逆か。

 魔導馬車にのって突然現れたスレイプニル。攻撃を受けてあっさり馬車を捨て、マジレジェンドとの戦いに。さすが冥府神最強のスレイプニルは、父を意識しすぎてる(?)魁相手に荷が重くやられて母と合流。
 その最中、スモーキーは麗をかばって消滅し、深雪はダゴンに連れ去られる。しかしダゴンに連れていかれた深雪の言葉が熱く、レジェンドの巨大化及び合体呪文を全部合わせた呪文でスレイプニルを撃破。あれ。結構あっさりやられちゃったねスレイプニル

 かつて冥獣帝状態のン・マの魂を封印していただけあってか、ブレイジェルを高く評価しているようなン・マ。若干無視されているようなヒカル先生もひるまず剣を持って立ち向かいます。
 しかし何で、二人とも天空勇者にならないのか。あの鎧、設定では能力を高めてくれる能力があるはずなんですが。まぁ、天空聖者スーツの出番が増える事は嬉しいんですがねw

  • 秘密の力 

 ついに明かされたン・マの秘密の力の正体。それは、魔法も、その源である勇気も喰らってしまうある意味無敵の能力。天空聖者子弟を倒し、時間さえも喰ってしまったン・マ。ここ数年の戦隊物のラスボスはやたらスケール大きいのが多いのですが、ン・マもその例に漏れずスケールでかし。時間を喰って荒廃した未来へ時間移動までしてしまう、まさに絶対神の名に偽り無し。
 最初に、なんか食べられそうとか言っちゃってごめんなさい。

  • 次回は 

 ついに最終話。サブタイトルが一話のと対になっていて、ほんとに終わりなんだなぁと感慨深し。兄弟全員でのナレーションが燃える!