『おねがいマイメロディ』37話「ジャングルで会えたらイイナ!」

 前回の宇宙的カオスエピソードに比べれば何となく物足りないのは仕方ないにしても、サンリオキャラクターの扱いの悪さにおいては決して負けてない37話。ほんとに大丈夫なの?

  • デートの相手

 あの真菜がデート!? と言うワケでストーキングを開始する歌と美紀。二人の友情がひどいです。しかも家にまで突入するし。しかしその相手は昔の映画。二人がキスシーンでからかうも、本人はアクションシーンしか見てません。
 次の日、学校へ持っていったコジローがひったくり犯に奪われます。マイメロに頼むも、マイメロの魔法は基本的に悪夢魔法に対するカウンターなのでまったく意味をなしません。

 寒さのせいか耳当てをして登場する二人。しかし、クロミ様もバクも肝心の耳が温かくなってないような気がする。そこなの!?
 そして明らかになるバクの秘密。体の中身は脂肪じゃなく綿!? しかもホッチキスで修復可能!? マリーランドの生態は、謎だらけです。
 おまけに今回は真菜に蹴られてばかりで可哀想な二人。しかし女王様はやはりクロミ様だよな!(力説)

  • 学校がジャングルに

 真菜を「密林の女王」にするために夢の扉を開いたクロミ様。なんと、学校がジャングル化。しかも若干浮遊してるよ? とんでもジャングルの中で、クスメイツも動物化。歌→リス。美紀→カバ。駆→ピューマ。理科の先生→ヘビ等等。カバになっても美紀のポエムパゥワーはいささかも衰えないところが怖いです。そして駆のピューマが泣ける。本能ってお前……。文字通り喰っちゃう気かッ!?(ヲイ)
 そしてひったくり犯は、密林のひったくり、密猟者に! 駅前留学に行ってる兄貴が妙に気になります。

  • コジロー美少年に!

 密林の女王と化した真菜に助けられた美少年。その正体はお約束のごとく蛙のコジロー。しかし、マイメロと関わってしまったのが運のつき。「恋のお熱以外みーんな冷めるってママが言ってた」薬を飲んだばかりに、時間制限付きの復活です。マイメロママ、一体あなたは子どもに何言って育ててるの!?
 そんなこんなで、メロディーマークを貼って今回も事件解決。しかし、キスして映画を終わらせるというのは面白かったです。たまには「おねがい」が無い時も面白いよね!
 今回の終わりの提供は真菜とコジロー。しっかり密林の女王仕様!

 とにかく扱いが酷かった。川を流され水死体。振り回されて脱水。熱さましシート代わりに額に当てられ、もはや物扱い。人質にされ、その上真菜には見捨てられるは素で捨てられた!
 そんなマイメロのせめてもの抵抗が「紅茶が飲みたいなー」。新たな名言がここに誕生。

  • 次回は

 懐かしいなお隣ネタ。と呑気に思っていたら、ひっこして来たのはハルノスケ御殿!? 一体何が起こるのか怖いな!