塩倉裕『引きこもる若者たち』

 読書マラソン六十五冊目。読み溜めした本はこれにて終了。次回読書マラソンは十二月以降まで中断です。

引きこもる若者たち (朝日文庫)

引きこもる若者たち (朝日文庫)

 以下感想のため
 引きこもり本としてはちょっと古め。主に引きこもりとその両親のサポートを中心にした内容です。
 引きこもり本での結構なお約束ですが、子供と親とのそのすれ違いってのはやはり悲しいもの。っていうか、最初は「健康ならそれでいい」と思ってた両親が段々段々要求過多になって子供追い詰めていくのが一番悪い、とは思うのですが。何も言えない子供にも問題はある。
 まぁ、親なんてどうせ最後には分かりやすい人生を押し付けてくるものなので、半分いないもんと考えてる方がいいのかも。