高橋弥七郎『灼眼のシャナ(11)』

 読書マラソン六十二冊目。

灼眼のシャナ〈11〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈11〉 (電撃文庫)

 以下ネタバレ感想。
 シャナの過去話、奥方様達の過去話と外伝が続いた所で本編。清秋祭=学園祭という学校を非日常で塗り替えていく中で、シャナと吉田さんがえらい事に! みたいな今回。
 今回もストーリーでの謎が増え、色々キャラも動きそうな展開です。全体的に、悠二を巡る二人の攻防戦はシャナ側に傾きそうな予感。大観衆の前でまさにカミングアウトしようとした所で次巻に続く。この絶妙な焦らしに思わずフリーズ。でもこの告白も、フィレスか誰かの介入でうやむやになってしまうんだろうなぁ……。
 

 しかし今回は、やたらと挿絵のサービスカットが多かった。限界に挑戦中?(何のだ)