『ハサミ男』
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2005/11/25
- メディア: DVD
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しかし、ハサミ男はDVD一つしか無かったのに、その横でファンタスティポはずらっと十以上数が並んでたのには複雑です。
以下ネタバレ感想
小説版との一番の違いは、樽宮由紀子とハサミ男を対比させ、その上でハサミ男を守り、また依存する相手である医師(映画では父親)との別離・自立を中心にして描いている所だと思う。活字ならではのあの興奮はちょっと薄れているように感じたけど、それを補う映像の衝撃があった。何より「あなたは頭がおかしいんじゃないのか」の台詞が生で聞けたのが嬉しい。ハサミ男の魅力は時々でる至極正しい正論だし。
健三郎に対する「好きな事をやればいいんだよ〜」に関する台詞は、できればはしょらないでやって欲しかったけど。