後藤リウ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY(4)示される世界』
読書マラソン五十七冊目。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY(4) 示される世界 (角川スニーカー文庫)
- 作者: 後藤リウ,大貫健一,小笠原智史,As'MARIA,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/10/29
- メディア: 文庫
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種デス小説版四巻目。範囲は三十三話〜四十三話。シン対キラからオーブ戦まで。
流石に情報量が多く、読み応えがある内容になってます。
一番の盛り上がり所のインパルスとフリーダムの戦闘は、色々と細かい補正が入ってます。アニメではフリーダムはエクスカリバーで突き刺されて爆発でしたが、実際にはPS装甲の前にエクスカリバーの実剣部では貫けないので(笑)、ビームサーベル部分で斬ってる事になってます。さらに、キラがフリーダムの原子炉のスイッチを切る描写もあり。
キャラクター面では、レイの小憎たらしさが充分すぎるほどに発揮されています。レイがシンを煽って、段々とミネルバMS部隊を乗っ取って行く所が不気味です。
なぜバルトフェルドがプラントに移送されたガイアに乗っているか、オクレ兄さんがハイテンションでデストロイに乗ってた理由なんかもフォローされてます。
やっぱり種デス小説は面白いです。次巻は最終巻。コールはやっぱりフリーダムなわけですが、楽しみに待ってます。