吉村夜『黄昏の刻3 赤熱の巨竜』
読書マラソン五十四冊目。ライノベは残り一冊。と言っても、来月の初めに三冊購入予定ですが……。
- 作者: 吉村夜,すみ兵
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2005/09/17
- メディア: 文庫
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黄昏の刻も第三巻を向かえていよいよって感じの内容。とりあえず大きな流れとしては、
- 不知火が味方に
- 魔名の使用が後一・二回と限定される
- アメリカ合衆国が稀人排斥の流れに
あたりでしょうか。ちなみに、恋愛フラグもメンバー内で立ちっぱなし。夕姫と銀嶺間の禁断の兄妹フラグなんかがちょっとドキドキです。その夕姫の銀嶺崇拝っぷりが凄い事になって怖くも感じたりするんですが、やはり三巻のメインはちょっと命に対して捨て鉢になってる銀嶺が、やはり生きたいと思い直し、その上で命を賭す道を歩んで行く事でしょう。
ちょっとストレートすぎる気もしますが、こういうストレートなキャラクターの感情表現が吉村先生の醍醐味であったりする、と思うのですよ(自信ないの?)。
個人的には百地に頑張ってほしい所。頑張れ、頑張るんだ百地! 例え銀嶺に微妙に信用されない材料があったり、意中(自覚なし)の美紅は銀嶺に傾いているとしても!(長!)