『魔法戦隊マジレンジャー』stage.33「インフェルシアへ〜マージ・ゴル・マジカ〜」

 第二部ラストに向かって盛り上がりが凄いマジレン。ついにウルザードの正体が!

  • アバン

 アルバムを見る魁。他の兄弟に比べて、父の記憶ははっきりしていない様子。そこで、やはり住んでいたリンとヒカル先生に父=ブレイジェルの事を訊ねる事に。

  • 十五年前

 自分のために魔法を使った事は無いというブレイジェル。十五年前、インフェルシアの地上侵攻に対して一人で立ち向かったのも地上に住む子ども達を守るため。勝算は無くとも、「可能性とは自ら作るものだ」という言葉にうたれてリン=ルナジェル・ヒカル先生=サンジェル。そしてライジェル=メーミィも共に戦う事に。
 しかしライジェルはブレイジェルの言葉に打たれたわけではなく、インフェルシアに寝返るため。何だかせこい演技までしてブレイジェルに手傷を負わせたりしています。四底王のズィーも久々に登場。
 しかし、ブレイジェルの「レイジング・フレイム」の声がまんま磯部勉さんだったり装備がウルザードと同じなのには笑った。

 レジェンドパワーをン・マに捧げるため、五人に勝負を挑むウルザード。しかし、例の青空の幻覚が出たりしてマジレン五人に押される形に。
 気にしすぎかもしれませんが、五人が呼び出された場所に行った時、ウルザードが空を見上げていたように見えました。幻覚に思いを馳せていたのか……なんて考えると、なんだか面白いです。

 突然いい方法が思いついてハイテンションなメーミィ。リンとヒカル先生をかつてブレイジェルが封印した冥獣・冥獣人が眠る「彷徨える憎しみの墓場」というマルデヨーナ世界に呼び出す。
 ……のはいいんだけど、なぜかライジェルの姿に戻って反省したふりをしたり、泣きまねまで。まったく信じてもらえてないのが笑えますが、本人は妙に楽しんでやってそう。
 リンをあっさりと倒し、闇の力でパワーアップした魔法でマジシャインを圧倒。そのまま巨大化してトラベリオンと戦闘開始。トラベリオンがデストラクションファイヤーを放つも、それがメーミィの狙いだった。トラベリオンのパワーをずべて吸収して、最強の冥獣人キマイラを作り出します。放たれたメーミィの雷。爆発に吹き飛ばされるリンとヒカル先生……。
 あぁ、二人が大ピンチだ! ってところですが、とりあえずスモーキーが助けてくれたでしょう(笑)。しかし、この辺りのメーミィのテンション高くてえらく楽しかった。やっぱり、後半では特にそうだけど、こういうオカマ系の悪役には高笑いが似合いますよね。

  • インフェルシア

 ウルザードとの戦闘中にキマイラが乱入。そのままインフェルシアに連れて行かれる五人。這ってきたムカデが鎖になって五人を吊り上げます。
 あぁ、ここでムカデネタを使うかとちょっと感心。散々ナイメアはムカデにされてきたもんなぁw
 ここで吊り上げられた女性陣にばっかり注目していた自分は駄目ですかそうですか。

 助けも来ない中、レジェンドパワーがン・マに吸収されていく中で、魁が呪文も無く自力でマジレッドに変身! さらにブレイジェルの呪文まで唱えて鎖を破壊し、そのままン・マに斬りかかる!ってところでン・マの攻撃に変身解除。さらに攻撃を受けてこのままでは魁が死んでしまう! 
 そこへ「魁!」と叫んでウルザードが割り込んで攻撃を断ち割る! ウルザードのその姿は、天空聖者ブレイジェルから……磯部勉さん兄弟の父、小津勇に!
 うぇええええっ?! ここで変わっちゃうんですか!? ととにかく仰天。まだ放送は十話分以上残っているんですよ?!(動転)

  • 次回は

 セイントカイザー対ウルカイザーや、ヒカル先生とメーミィのチェーンデスマッチなど燃えるシチュエーションの連続! こういう映画との連携は嬉しい。第二部クライマックスでこれなんだから、ほんとの最終回になったらどれだけ熱い事になるのか、想像するだに恐ろしいですねぇ。