『交響詩篇エウレカセブン』第２０話「サブスタンスアビュース」

　言葉も態度も実は似た者同士のレントン＆ホランドのエピソード。互いに目の上のタンコブ的存在がいたり（レントンは父親、ホランドはデューイ？）、エウレカを守るポジションにいたり、両者は対比させられる事も多いんですが、そんな二人がエウレカに関する事でゴネるたび、周囲はフォローに苦労する、という話とも。ハップがえらいいい味出してました。さすがのサブリーダー的なフォローぶりが素敵。
　

　金のためにエウレカを無視して依頼を受けるホランドをなじるレントン。本当はそれがエウレカのためだと分かり、レントンが危機のホランドを助けてめでたしめでたし……。で終わればいいのに、それで終わらないのがエウレカセブン。
　
　
　レントンはエヴァ並に暴走して軍のライダーを虐殺。血まみれの左腕についた結婚指輪が、兵士の人間関係を嫌でも連想させて朝からえらく鬱な気分に。早くレントンとエウレカの二人乗りでニルヴァーシュに明るく乗る日がくればいいのになぁ。
　

　そういえば次回予告が無かったんですが、その前に涼宮ハルヒの憂鬱とザ・スニの宣伝のせいだったんでしょうか。それを宣伝するなら、今月のザ・スニに載ってるエウレカセブン小説版の先行掲載を宣伝すればよかったのに。