『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』PHASE-40「黄金の意思」

 えっと、何だか色々言いたい事は山のようにあるんですが……。とりあえず、自分達で作った前作をものの見事に馬鹿にしたような続編ってのはどうなんだろう?

  • OP前

 種デスが始まって早四十話……。ようやく過去の戦いに悩み始めたシン。それはいいとしても、ヘブンズベース→デストロイ→ステラ→フリーダムと、結局はステラ周りで完結してるシン……。もう駄目だよこの思春期ボーイ(溜息)。おまけにネビュラ勲章を受章したばかりか、シンとレイはFAITHに任命。レイと議長のシンに対する口ぶりが、「お前はザフトのために死ねよゴラァ」如実に語ってるなぁ。
 議長は議長でタリア艦長につれない態度を取られて大変そう。
 ここでジブリールの潜伏先がオーブだと判明しますが、あの写真の大胆な盗撮っぷりはどういうわけか。

 ジブリールの罪状(プラントへの核攻撃、デストロイによる大量虐殺、施設での人体実験)をかさにオーブ政府への回答を求める議長。議長が「ジブリールブルーコスモスの名手だという事を忘れてはならない」とか言ってましたが、多分視聴者の皆様はとっくの昔にその設定を忘れているのではないかと。最近、情けない姿ばっかりだったしー。
 しかしオーブ政府のナメきった回答に議長は軍を出撃させて実力行使へ。

  • オーブ側

 ジブリールという小物臭さ漂う男にしっかりナメられ脅されてるウトナ。どうも連合月艦体と合流するつもりのようですが、どうやら新兵器を用意している模様。どうせまたジェネシスみたいな大量虐殺兵器なんだろうなぁ。ってか、それ以外展開としては無いだろうし。まぁ、ジェネシスは宇宙船の加速器を兵器転用したものですが、新兵器は純兵器という違いはありそうですが。
 そして発せられた正式回答は「ジブリールはいない」というもの。そりゃぁ誰が見ても嘘だと分かりますが、ユウナの人を小馬鹿にしたような話し方がえらいムカツきます。

 修理が終わらずさっぱりなアークエンジェル。やっぱりネオは余裕あって、アスランは「俺の体はボロボロだ!」状態です。メイリンの熱がひいたようで何より。これからはアークエンジェルで管制?

  • 会戦

 アッシュ・グーン・ゾノ・ディン・バビ・ザク・グフと、主力MS部隊全出撃。しかし、グーンが突然海底に頭ぶつけたときには思わず笑った。スケイルモーター使って岩盤突き破ったんだろうか。でもそれはMSVだしなぁ。でもアッシュのカラーが黒だと言う事は、あれが正式カラー? だったら、特殊部隊に配備してあげようよ……。あんな珍妙な色でヨップさんを暗殺者に仕立て上げないで下さいよ議長。

 オーブの有事に何も出来ず、悶い悩むカガリは、会戦にこらえ切れずムラサメ隊とスカイグラスパー(笑)で出撃しようとするも、キサカとエリカに止められる。いや、ここはほんとにとめてくれてよかった。スカイグラスパーでは明らかに自殺行為だったし。何より、エリカの台詞があってよかった。実は本編、外伝通じて一番好きなキャラだったり。もうこの時点でカガリどうでもよかったし(笑)。

 今回一番ムカついたシーン!(ヲイ)一体全体どのタイミングでウズミ様がアカツキを遺したというのか。デザインがアストレイ+フリーダム&ジャスティスだからオーブ戦ちょっと前? てか、あそこまでかっこよく散ったウズミ様をそんなエセ百式で汚さないで!
 アストレイにオーブMSは色で区別(赤はナチュラル、青はカスタム・局地、金はスペシャル機)ってのが無かったら確実に単なる百式と思われてたっぽい。しかしビームを跳ね返すのは凄いけど、実弾は大丈夫なんだろうか? PS装甲じゃないから物理攻撃にはやっぱり弱いのか?
 出撃後は、何とカガリでもコーディネイター相手にそこそこ戦えてます。その後ユウナを国家反逆罪(笑)で拘束。今までの鬱憤晴らしとばかり軍人さんのパンチが炸裂。
 しかしそこにシンが駆るデスティニーが登場し、戦闘に。これでシンがもし負けたりしたら、えらい恥だよなぁ。

  • 次回は

 総集編みたいです。またかよ……。虎ガイアの入手方法だけでも説明してくれるとありがたいんだけどな。