第40話「Jの迷宮/猟奇的な悪女」

第一感想

 ついに登場、公式悪女!
 その悪女は、過去登場したどんな悪女達よりも生身の状態が強い、ダイヤモンドの通り、誰にも屈服しない悪女だった。
 生身の戦闘能力が無敵過ぎて、ドーパントになったら代わりに格闘能力が低下しているように見えるって一体どんだけw 
 以下感想。

容疑者・刃野幹夫

 先週姿を見なかったと思ったら、再登場は牢屋の中って!? 謎のダイヤモンド女に宝石強盗の容疑をきせられスピード逮捕されてしまった刃野刑事。
 しかし、職業柄か、妙に牢屋が似合ってる気がする(コラ)。

おやっさんのバラードの無駄使い

 おやっさんのバラード、使いどころ間違ってません?

騙され上手な刃野刑事

 冴えない中年で騙され上手で……と、散々言われている刃野刑事の過去が判明。 
 昔は交番勤務で、不良だった翔太郎と散々追いかけっこした関係らしい。何度も何度もUFOネタに騙され、ついには自分でUFOを呼び寄せる所まで行く、とんでもない騙され上手で、最後には騙した相手すら巻き込む、ある意味凄い人だった。
 これで、よく私服刑事まで行ったなあ……。

マッキーの強さ

 強きを守り、弱きを挫くマッキーの魅力が絶好調だった今回でした(笑)。こういうタイプ、出世するなあw
 取り調べでかき氷とか、色々職権乱用していた(?)マッキーだが、泪に三角蹴りをくらって見事にノックアウト。いや、あの蹴りは避けられません。

城島泪/ジュエル・ドーパント

 公式公認悪女、泪。刃野刑事に罪をなすりつけ、亜樹子を、冴子を、翔太郎を、散々蹴り、踏みにじる戦闘能力マックス女。
 昔も男友達二人とつるんで街の平和を守ると称して喧嘩三昧していた事から、戦闘能力の高さは昔からだったらしいw
 男二人と女一人の、劇場アニメ映画『時をかける少女』的な三角関係のもつれから現在の事件につながっていたようだが、上杉が妙に黒っぽくて困る罠。
 そんな泪が変身するジュエル・ドーパントは、宝石、それも泪が愛するダイヤモンドの形質が特に強くでたドーパント。純粋に硬度が高く、防御力ならこれまで登場したドーパントの中では随一。ダブルの各フォームの全ての攻撃が通用しない、常識外れの防御力を誇る。
 高熱攻撃も早くも通じない今、次回、どうやってジュエルを打ち破るのか。

フィリップ、検索不能

 前回、若菜をどうにかしたいと言いながら、やはり地球の本棚で若菜と顔を合わせる事を恐れるフィリップ。
 今回はその恐怖通り、検索中に若菜と鉢合わせ! と言うか、フィリップが地球の本棚に入ったから、若菜も本棚に入った、と言う事らしいが。
 シンクロ率を上げてついに本やフィリップにも触れるようになった若菜。宙に浮いている姿が、フィリップとはまた違って、魔的な印象を感じさせる。顔をテローンと撫でる仕草が、もう立派な悪女です。

逆襲(したい)冴子

 若菜がエクストリームに進化し、ついに勝利する可能性がまったく無くなってしまった冴子。加頭が冴子に提案したのは、若菜に勝利できる可能性のあるメモリを教える事だった。そのメモリは、ジュエル。
 ナスカの超加速やジュエルの硬度のように、特殊能力では無い純粋な能力であれば、すべての特殊攻撃に対処できるエクストリームにも勝利できる可能性がある、と言う事か。これからは、かつての井坂先生のように、冴子もメモリ集めに勤しんでいくのだろうか。
 独立勢力としての冴子の動向は、アクセルトライアルとの戦いのように、画的にも面白いので、出来れば最後まで生き残って欲しいもの。

次回は

 はたして公式悪女の行方は? 冴子、若菜の園咲姉妹も気になる所。